これは書き終わった後、かなり内容が過激だから載せるかどうかかなり躊躇したんだけど
「アラサーだのアラフォーだのにモノを言える空気がなさすぎだろ、、、常識的に考えて、、、(AA略)」
と言うことで、あえて載せることにします。異論反論受け付けます。
※閲覧注意!意図的にかなりステレオタイプバリバリで書いています。
男女差別とかに敏感な人は読まない方がいいかもです。
あとすっげー長いです。お時間のある時に。
全ての、「結婚したいけど躊躇している若い女性」に捧ぐ。
結婚。全世界にある、人間が持つ不思議な習慣。
お見合い結婚が主流だった昔とは違い、今の日本では恋愛結婚が主流で、個人の判断で結婚相手を決めることが当たり前。しかしその反面、“個人で判断ができない人”は、結婚できないという深刻な事態となっている。
なぜ判断ができないのか?オレは恋愛と結婚という似て非なる2つの考えがごちゃごちゃになっているから、というのがこの判断を混乱させる原因だと思っている。
恋愛と結婚は、違う。恋愛は、いわば趣味。でも、結婚は生活。
今、“婚活”がブームらしい。夕方頃にテレビをつけると、しょっちゅう婚活特集がやっている。
“婚活”って言葉は非常に良く出来た言葉だ。就職活動を“就活”っていうけど、結婚相手選びと会社選びはとても良く似ている。
この“結婚観”と、”就職観”を比べながら、結婚の意味を理解しなおしていこうと思う。
■結婚相手は、運命じゃない。
「私には運命の相手がきっといるはず!」とか思っている女性は、
「俺には運命の会社がきっとあるはず!」とか思っている男性に似ている。
「これは俺の天職じゃない」とか言って転職繰り返して、迷走している男、たまにいるでしょ?あれと同じだと思ったほうがいい。運命の人は、いません。みんな、相手は同じ国、同じ地域、同じ職場、同じ友人などで繋がっている。近場で、自分と似たような人達の中で、選んでいる。
就職先の選び方だってそう。家が近い、今まで勉強してきた学問と近い、今まで興味のあった対象に近い。そんな中で、自分の学歴や能力にあったところから選ぶ。
■結婚相手に美男美女は必要ない
「結婚するならイケメンでないと嫌だ!」と言っている女性は、
「就職するなら“有名企業”でないと嫌だ!」と言っている男性に似ている。
就職活動を始めたばかりのアホな大学生にありがちなのが、とりあえずCMをガンガンうってる有名な企業ばかりにエントリーするパターン。実際なにをやるか、どんな生活になるのかは全くわからないのに、見た目だけで判断しているから、すごい良いイメージが勝手に膨らんじゃって、「もうあの会社以外考えられない!」とかいっちゃう。
こういう人は、逆に知名度がない企業に対しては、実は超優良企業であっても「え?そんな企業聞いたこと無い、興味ない」となる。
これは結婚相手も同じ。イケメンと結婚すると幸せになれるって、誰が決めた?まだ仕事では企業の知名度が信用に繋がってプラスになる事もあるけど、結婚においては相手の見た目が役に立つことはほとんどない、むしろ色々心配の種になってジャマになる。
合理的に考えればかなり優先順位は低いものになるはずなのに、結婚前、特に若い世代はこれがめちゃくちゃ大きな判断基準になることが多い。容姿と言うのは本当に厄介なものである。
男も女も容姿なんて、老いと共にどんどん衰えていくだけの、期間限定のもの。結婚生活は50年くらいあるんだから、それで判断しない方がいい。容姿なんて、清潔感があって健康的ならなんだっていいんだよ。
■結婚相手を得るには、努力が必要。
「結婚するなら、年収が高い人!」って言っている女性は
「就職するなら、年収が高い企業!」って言っている男性に似ている。
年収が高い相手を探すのは大変結構、結婚生活においてお金は大事だからね。でもそういう相手はものすごい競争率なのでものすごい努力が必要。レッドオーシャン、椅子取りゲーム。
たまに「あの年収高い彼が私に振り向いてくれる!?」なんて夢持っている人がいるみたいだけど、それは「俺は学歴も職歴もコネもないけど、もしかしたらこの大企業に受かっちゃうかも!?」って思っている奴と同じくらい現実を見ていない。
努力をしない人が、一生懸命努力している人よりも良い結果を得られるわけがない。
私は勝てる自信がある!容姿も話術も人より断然優れている!という人は、是非高年収男の奪い合いに参加してください。
■需要と供給のバランスをしっかり認識しよう
「結婚しようにも、イイ男がいないんだよねー」って言っている女性は、
「いい会社がないから働けない」って言っている男性に似ている。
周りにイイ男がいないのは、「イイ男が誰も興味を示さない」からお声がかからないだけ。企業でもそうだけど、超優秀な人材はヘッドハンティングしてでも欲しいもの。凡人は、足使って活動を頑張ろう。
ちなみに、こんなコピペがある。ウラをとっていないのであくまでも小咄として読んでもらいたいが、妙に的を得ている気がする。
—————————————————–
ある結婚相談所を経営されてる方と話をしたときに聞いた話です。
年収300万の男性に対する女性側の躊躇と34歳の女性に対する
男性側の躊躇は笑っちゃうくらいそっくりだそうです。
男性が女性の年齢を重視するのは女性が男性の年収を気にするのと一緒だと。
気にしない人もいるけど、ほとんどの人が気になるんだそう。
で、女性の年齢は男性の年収に置き換えられるそうです。
まず30歳が500万円。ここから1歳増えるたびに50万引きます。
1歳下がると逆に50万上がる。
つまり28歳なら600万、24歳なら800万の年収の男性に匹敵する
ということ。逆に32歳なら400万、34歳なら300万の年収と同じだそう。
価値対照表
女の年齢 男の年収
22歳 900万円
24歳 800万円
26歳 700万円
28歳 600万円
30歳 500万円
32歳 400万円
34歳 300万円
—————————————————–
年齢も、年収も、武器の一つ。持てる武器を全て駆使して、需給をしっかり見極め、勝てる勝負をしよう。
■結婚は、社会的なもの。
「結婚なんてしなくたって、いい!」って言っている女性は、
「就職なんてしなくたって、いい!」って言っている男性に似ている。
いや、いいんだよ。個人レベルでどう思おうと。そもそも、結婚は、たまに絶対的で崇高なもののように言われることがあるけど、人間が社会を円滑にまわすために作ったただの「社会制度」。恋愛だけに興味があるなら、結婚する必要はない。
独身も無職も平等に生きる権利はあるし、日本のような先進国はそれを支える制度もある。ただ国民全員が独身と無職だらけになると国が破綻するから、やっぱり増えたら困る。
結婚は就職と同じで社会的地位があるし、社会の中で自分を守ってくれるものでもある。国としても働く人や結婚して子供を作る人に対して手厚い保障をする。なぜならその人達がいなくなると国が困るからだ。
束縛が生じる分だけ、保障も生じる。
人生ゲームでも結婚した方が得にできてるでしょ?なんだかんだいって一般人にとっては、この制度は使った方がおトクなのよ。
■結婚適齢期はある。
「30まで結婚しない!」とか言っている女性は、
「30になったら本気出して働く」とか言っている男性に似ている。
いや男、今から働けよ!って思わない?それに、こういう男がじゃあ30になってバリバリ働くのかっていったら、すぐには働かないんだなこれが。もう身体が「仕事モード」じゃなくなっちゃってるから。
これは恋愛も同じで、恋愛をしばらくしないと身体が「恋愛モード」じゃなくなる。いわゆる「恋愛無職」なわけだ。「恋愛社会復帰」するのは、非常に大変な作業。
つまりいつか働くって言ってる奴はずっと働かない。いつかは恋愛して結婚したい?今しろ!
人生80年、その年代ごとに向いている時期というものは、ある。運動するのに適した時期、勉強するのに適した時期、仕事をするのに適した時期。その時期でないとできないわけじゃないけど、とても適している、という意味での適齢期。
結婚適齢期という言葉、フェミニストのせいで死語になっちゃったけど、やっぱり結婚に向いている時期は、ある。誰も70代を結婚向きの時期とは考えないだろう。
就職適齢期があるのと同じように、やっぱりあるんだよ現実には。適齢期を逃した結婚希望者は、“新卒”という肩書きを無くした就職希望者と同じくらい、厳しい現実が待っている。
適齢期がピンとこない?あなたは自分の年齢をためらいなく人に言えますか?また、聞かれますか?言えない、聞かれることはないというなら、ちょっと要注意かも。
■結婚生活はめっちゃ楽しい
夢もロマンもないことを書きまくってしまったが、誤解しないで欲しいのは結婚は悪いことではない。むしろ素晴らしいこと。こういうことは普段言うとひかれるから言いづらいけど、あえて言う。
誰だよ「結婚は墓場」とかいった奴。全然そんなことない。むしろオレに言わせりゃ独身で身寄りのいない寂しい老後を迎える方がよっぽど墓場だ。
結婚は、辛いこともあるけど、やりがいもある。ちゃんと真面目に取り組めばいくらでも楽しくなる。仕事もそうだが、テキトーにやっている奴は、なにやっても愚痴ばかり言っている。仕事も結婚も、思いやりを持って真面目にやれば、それなりに結果が返ってくる。
仕事だって、始めからうまく出来る人はいない。結婚もそう。何度も何度も失敗しながら、気がついたらどんどん上手くなっている。数年も経てばそれはもう楽しくなっている。
仕事もプレイヤーからマネージャーになり、仕事の楽しみが変わるように、結婚も“恋人”から“相棒”へと変わっていく。昔の楽しみは無くなるけど、新しい楽しみや醍醐味が増えていく。
まあしかしどちらも人が関わることなので、どうしても相性が合わない場合もある。その時は退職、離婚すればいい。でも、入社する前から「この会社、合わないかもしれないから入らない」というのはナンセンスだ。
最後に、うちのヨメの名言を紹介する。
「結婚なんて、誰としたって同じ。」
お前比べたことあんのかよ!しかもオレの前で言うなよ!
・・・でもまあ一理ある。さすがに「誰としたって同じ」とは思わないが、会社だってその良さは実際に入社してみないとわからない。
とても良い会社だと思って入っても、運悪く精神病になってしまったり(あれ?どこかで聞いた話だ)、逆に第一印象悪くても入ってみたら居心地良い会社、なんてこともある。
パーフェクトな会社なんて、ない。後は、入社後、自分がどう動くか、だ。
結婚も就職も、それ自体はゴールではなく、スタートに過ぎない。大企業に就職した人、高年収の人と結婚した人が幸せなのではない。就職した後、結婚した後に充実した人生を送れた人が、本当の意味で幸せな人なのだ。
え?そんな簡単に結婚できたら苦労しない?
大丈夫、その市場感覚にあっていない理想を捨てることさえできれば、今まで見えていなかった結婚相手がたくさん見えてくるから。