5.3.05
オカマバー作戦



最近何かと飲み会に行くことが多いのですが、ある日飲み友のパピィ(♀)からこんなことを言われました。

パピィ「ねえねえムーチョ、今度オカマバーに連れてってよー!かなり行きたいんだよねー!」

オレ「いや、連れてくもなにも、オレもいったことないし、、、じゃあ今度みんなでいってみようよ、オレも前からちょっと興味あったし」

パピィ「やったー!いこういこう!超うれしー!!」

オレ「、、、あ、いや、うん、、、どうしたの?なんでそんなに行きたいの?」

パピィ「うーん、なんかわかんないんだけど、最近ムショウにオカマと話してみたいんだよねーなんでだろう。本能?

女は「やおい」というか「ボーイズラブ」というかそういういわゆるゲイネタが好きということは聞いたことがありますが、それも本能の一種でしょうか。いや、しかしオカマはゲイ、、、?ゲイじゃないオカマもいる、、、?謎です。まあ細かいことは置いておいて、参加メンバーはその飲み会にいた奴をテキトーに誘い、オカマバーの場所はネットで調べて有名で安心そうなところにいくことにしました。

参加メンバーはオレを含めて男2人、女3人だったのですが、男が急用で辞退。男はオレ1人となってしまいました。まあ普段ならなにも気にはしないのですが、今回はオカマバー。一抹の不安を抱えながら、当日の待ち合わせ場所、新宿のアルタ前へと向かいました。今日の参加メンバーはパピィコケコ(♀)、サミー(♀)、そしてオレ。

パピィ「今日はどこにいくの?」

オレ「歌舞伎町のコマ劇場近くの、『ひげガール』ってとこだよ」

と、ここでコケコが口を挟む。

コケコ「あ、、、その店なら、、、友達が昔働いていたとこだ、、、」

オレ「うお、、、(!!)そ、、そうなのか。それは結構な偶然だな。でもそういうところなら安心できるかな?」

コケコ「あ、、、でも、、、その友達、、、1日で辞めたっていってたよ、、、」

オレ「、、そ、そうか。ちょっと怖いな。でもまあ大丈夫でしょ、きっと」

ここで突然サミーがとんでもない事を言い出しました。

サミー「ねえねえ、さっきコケコとパピィで話してたんだけどさ、まだオープンまで時間あるなら新宿2丁目まで行かない?(※ゲイの集まるところで有名な所)

オレ「えっ!?、、、いいけど、なにしにいくの?オレもほとんど足を踏み入れたことがないんだけど、、」

サミー「『薔薇族』って雑誌、読んでみたいんだよねえ。売ってそうじゃない?」

ば、、、、『薔薇族』、、、!!!オレはネットのネタ系サイトで名前だけ聞いたことがあるのですが、『薔薇族』とはゲイの専門雑誌です。

オレ「よ、、、よく知ってるね、、、へ、へえ、見たいんだ」

サミー「うん。いこうよ」


かくして4人は軽く飲んだ後に、新宿2丁目へと向かいました。新宿2丁目はオレは今日まで人生で一度しかきたことがなく、その時は何故かゲイの男の子に手を繋がれてデートしたという不思議な体験をしましたが、その話はここでは割愛。

2丁目につくと、想像以上のオトコっぷり。明らかにオトコ人口が高いです。しかもカップル。

オレ「すげえ、初めてみた」

コケコ「あ、、、あそこに、、、本屋があるよ、、、」

オレ「あ、本当だ。当たり前かもだけど、すごく入りにくいオーラ出てるね

コケコ「、、、うーん、、、そんなことないよ、、、大丈夫だよ、、、」

そしていざみんなで入ろうとすると、すごいマッチョなレジの店員に呼び止められました。

店員「ごめんなさいー女の子はちょっと、、、」

なんと、女は入店禁止。きっとひやかしで来る女が多いのでしょう。

サミー「えーなんではいれないのー?じゃあムーチョ買ってきて」

オレ「は、はい。いってきます」

店内にはいると、所狭しといろいろなグッズが置いてありました。すごいカラフルで、コケコが「ゲイの色はレインボー」とかいっていましたがまさにレインボーでした。うわ、、、オトナのおもちゃグッズとか、いろんな意味で容赦ねえ、、、
早く雑誌だけ買って出よう、、、雑誌は平積みにされていたのですぐにみつかりました。

少しパラパラを中身を見てみると、、、



ーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!(声にならない絶叫)




き、、、きつい、、、きつすぎる、、、オカマバー着く前に、意外なところで大ダメージ、痛恨の一撃です。しかしオレも男、、、!(いや、普通の意味で)こんなことで弱音を吐いていたらそれこそ男が廃ります(いや、普通の意味で)。

ちゃんと自分の分も一冊買いましたよ。

雑誌を見てキャーキャー喜んでいる女3人を尻目に、ちょっと飛びかけた意識で歌舞伎町へと向かいました。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆


新宿歌舞伎町、コマ劇場の前当たりを通るとなにやら黄色いコートを着たキャッチのような人を数人発見。よく見ると背中に「ひげガール」と書いてあるじゃないですか!店の場所を聞きたかったので、そのうちの1人、見た目完全に女な人に話しかけてみました。

オレ「あのーひげガールに行きたいんですけど、どこですか?」

「ああ、そこ曲がってまっすぐいったらすぐだよ」

オレ「(声が男だっ、、、!)、、、あと料金なんですけど、いくらですかね?」

「初めての人なら6000円だよ。いってらっしゃい」

オレ「あ、どうも、、、」

どうやらキャッチですが、店まで案内してくれるわけではないらしいです。しかし見た目超キレイでした。一緒に歩いたら優越感に浸れるくらいキレイでした。うーん、、、

店の場所は大きな黄色い看板が出ているのですぐにわかりました。店内に案内されるとまだ時間は早く、あまり他のお客さんはいませんでした。そしてしばらくするとオカマが順番に2、3人、席に着きます、、、

「こんにちわぁー♪スミレでぇす!よろしくお願いしまぁす!」

「小梅でーす!よろしくおねがいしまーすぅ♪」

「なになにオカマバー初めてなの?楽しんでってねー!ギャハハハハ」



なんだこのテンション。初めからこんなに飛ばすんですか。すごい、、、オレも見習わなきゃな、、、オカマ達は場の空気を一気に変えてしまいました。やはり予想通りというか、パピィなど、女は皆結構コケにされてました。それでも女達は大喜び。逆にオレはというと、営業とはいえやはりモテました。考えてみれば「オカマ」と呼ばれる人達と話すのは生まれて初めて位の勢いかもしれません。始めはどう会話していいのかちょっと戸惑いましたが、キャバクラ嬢よりも会話のテンポが速いし笑わせてくれるので、すぐに場の雰囲気には慣れました。

「結構大変なのよぉーアタシは週6で入ってるし、キャバより長くて夜の9時から朝6時までやってるんだからぁ、しかも休み全然ないしぃ」

「アフター?ほんとはね、アタシみたいな新人はやっちゃいけないんだけど、、、いってもバレなきゃいいのよっ!」

いろいろあるんだなあ、、、話しながら相手の腕とか胸元とか見るのですが(男だからジロジロ見たっていいでしょう)、やはり女だよ、、、手とかも見せてもらいましたが、相当ケアをしているのでしょう、多少大きくはありますが、真っ白で到底男の手には見えません。

「ねえ、やっぱりさ、朝起きてヒゲとか生えてるの見たら、男って引くのかなあ、、、どうなの?

あ、いや、「どうなの?」と聞かれましても、、、そりゃ引くだろうし、そもそもそれ以前に夜、ベッドを共にした時に引くでしょうよ。でもオカマと付き合う人もいるからなあ、、、そういう人はオカマをあくまでも男としてみているのか?それとも限りなく女に近い存在としてみているのか?謎が謎を呼びます。
ちなみに「見た目が女」とは書いていますが、中にはどこをどう見ても化けモノのような方もいらっしゃいますので、そこは誤解のないように。

そして今回オレ的にヒットだったのが、パピィのノリ。

パピィ「えー!!友達になってくださいー!わー嬉しい!超嬉しい!泣きそう!絶対ですよー連絡しますね!」

執拗にオカマをナンパしていました。
この強引さ、オレも見習わなければなあ、、、


店を出て、見送られた後は皆結構疲れ気味ではありましたが、とても満足な顔をしていました。特にパピィなんか

「メアドももらったし、絶対に連絡するんだ♪」

彼女は、絶対にまた来るなと確信した帰り道でした。



最後に記念写真!両脇の二人がオカマです。マジキレイです。




そして今日のお土産であるゲイ雑誌『薔薇族』、読書感想文は次回へと続く!


5.4.05
薔薇族ブックレビュー



昨日のオカマバー潜入の際にお土産として買ってきたゲイ専門雑誌『薔薇族』。それはオレの想像を遥かに絶するかなりきわどい内容でした。せっかくなのでこれを読んでくれている皆さんにご紹介したいと思います。

あらかじめ言っておきますが、オレは特にゲイの人達を非難するとか、そういう意図でやっているわけではありません。オレもゲイの友達いますし、いろいろ話も聞いてますし。今回のレビューでもおれが純粋に「面白いな」と思ったことを書きたいと思っています。まあ例えばオレが普段あまり目にすることの無いエロ本やAV、例えば○○フェチモノだのSMモノだのってものを見て「すげー」って言っている、そんな感覚だと思っていただければいいです。


さて、早速参りましょう、

『復刊第一号 薔薇族6月号』


なんでもこの雑誌は過去に一度休刊になっていたそうで、今回復活したらしいです。昔は「薔薇族」とは「ゲイ」の代名詞だったくらい有名なそうで、、、オレの友人の話によると、

「これはゲイ雑誌の中でもキレイな方」

なにをもって「キレイ」といっているのかわかりませんが、女が載っているポルノ雑誌で例えるなら『PLAY BOY』的な位置づけなのでしょうか。しかしオレが読んでみた時は、既にキレイとかキタナイとかいう話ではありませんでした。全く違う価値観というか。よく女の人が、男が「ハダカにエプロン」とか「ナース」とか「メイド」とかに惹かれているのをみて、「ふーん、そんなのがいいんだ」とコメントするような、あんな感じだと思います。全体を通して、なにがいいのかわからないけど、きっとこういうのが好きなんだろうなあ、という感想。

まあそもそも自分の趣味嗜好と違うものを読んでいるので理解できないというのは当然なのでしょうが、この雑誌は内容が(オレにとって)あまりに濃すぎて途中休憩無しには読めませんでした。だって、表紙からコレですよ?


・男と男の「出会い」
 ハッテン場情報/出会い体験ケーススタディ

・男街・上野
 ゲイ・スポット徹底ガイド

・小特集 新宿2丁目NOW&THEN

そしてこの復刊第一号ということで復刊特別企画「美輪明宏ロング・インタビュー」が載っています。超濃いです。


グラビアページ

まず初めの数ページを見てみると、男のヌードグラビア。なんか、ケツがむき出しの変な形のブリーフ(?)はいてます、、、笑顔が爽やかです、、、 東南アジアにいって見たことも聞いたこともない食べ物を始めて口に入れてみた時のような微妙な気分になりました。最初の数ページで既にいっぱいいっぱいです。即次の美輪さんのロングインタビューに移動。

美輪さんはホモセクシュアル、文学、教育、犯罪などのことが幅広く語られていました。いやーいろいろ経験されている方なんだなあ、、、この特集が、この雑誌を通して一番安心できるところでした。


そして驚いたのが「男街・上野」の特集。上野駅周辺の地図と共に上野のゲイ関係のお店が紹介されているのですが、見るもびっくりものすごい数です。上野の町は全部ゲイ店なんじゃないかというくらい多いです。まあ地図の描き方なんでしょうし、新宿なんかもっとすごいんでしょうけど、それにしても、、、で、店ごとにどんな店なのかジャンル分けがされているのですが、そこでなんだかよくわからないマークが、、、『young』、『J』、『マッチョ』、、、なんだと思いページの下の方を見ていると、説明がありました。どうやらコレは、店にどのようなお客さんが集まるか、そして店のマスターのタイプを説明しているようです。その意味を下に抜粋。

young = 若専
ヒゲ = ヒゲが多い
デブ = デブ専
J = ジャニーズ系
兄貴 = アニキ系
マッチョ = マッチョ系
熊 = クマ系
褌 = ふんどし、サポーターで飲める

若専って、若い人専門だと思うんですが、やっぱり18以上なんですよね、、、?クマ系って言われてもわかりません。アニキ系、マッチョ系も違うんでしょうか。そして「ふんどし、サポーターで飲める」ってなんですか?誰か教えてください。
世の中にはまだまだ知らないことがたくさんあります。



次に気になったのがこの祭レポート。某県の「裸祭」に参加したレポートが紹介されているのですが、確かにゲイの方にとってはステキなイベントなのでしょう。ノンケ(異性が好きな人)的にいえば「裸の女の集団にもみくちゃにされる図」なのでしょうか。それは想像しただけでアツいですね。


そして雑誌のところどころにこういったマンガが掲載されています。内容はもちろん男×男。描写はそれなりに激しいですが、まあこんなものか、という感じでした。ページが進むにつれて慣れていっている自分に気付かされます。



やっぱりビデオ紹介ページは容赦ないです。すごいです。これはノンケのエロビデオにも同じことが言えますが、ほんとにアホな名前がついています。

『その男たち、凶棒につき』
『突貫工事』
『立ちション野郎2005』

あげていったらキリがないですね。写真はかなりモザイクかけてますが、ちょっと見慣れていない人には刺激が強すぎるかもしれません。オレはここで一度ダウンしましたので。

雑誌の最後の方には「薔薇通信」という、読者のコミュニケーションコーナーのようなものがあります。基本的には「友達になりましょう」「セフレになりましょう」が多いのですが、なかには「たずね人」や「結婚」、そして「百合族」という欄も、、、百合族というのはレズビアンのことらしいです。



いかがでしたでしょうか。世界は広いですね。それともオレがモノを知らなさ過ぎるだけですかね?また一つ利口になりました。
この『薔薇族』あまり多くの本屋で扱ってないそうですが、一読の価値ありです。探してみるのもいいのではないでしょうか。ネットでも注文できるようなので、興味のある方は是非。オレは責任とりませんが。

その4
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