ハウスルールをきちんと決めれば、外国人との同居も怖くない




ハウスルールで共通のルールを作る
ホームステイ受け入れを始める前は、「外国人と一緒に住むってことはいろいろ文化も違いそうだし、トラブルも多いかも……!?」と不安になる方も多くいます。うちもやはり初めはそういう不安はありました。
ただそこはきちんと「ハウスルール」を決めれば、多くのトラブルを未然に防ぐことができます。ホームステイを始める際は一般的にホームステイの仲介をする団体などを通して受け入れを進めることが多いかと思われますが、そういう団体は予めハウスルールを記入するテンプレートの書類などを用意していたりします。
テンプレートで簡単に作れる
このハウスルールのテンプレートには日本人家庭が外国人留学生を受け入れる際に重視すべきことが書いてあり、門限や食事などの生活習慣に関する質問に答えていくだけである程度ルールが出来上がる、とても便利なものとなっています。
ルールの取り決めは基本的に受け入れる家庭が行うので、家族と話し合ってどういうルールにしていくのか決めましょう。そして決まったら、それを留学生に伝え、合意してもらいます。
もちろん留学生側にも希望があると思いますので、場合によっては話し合いで内容を変更するケースもあります。またはじめは良くても、後で変えたくなる場合もありますので、定期的にハウスルールの見直しをしてもいいでしょう。
最初が大事!定期的な見直しもしよう
とにかく大事なのは、生活をしていく中でなんとなく決めていくのではなく、初めの段階でしっかりとルール決めをすることです。文化が全く異なる相手に対して適当な対応をしていると、誤解や相手に対する不満、不信感が生まれやすくなります。
日本人同士だとルールを決めるというのは、ちょっと堅苦しいですし、時として「信用されていないのでは!?」なんて勘ぐりを生むこともあるかもしれませんが、外国人に対してはそういうことは心配無用です。
むしろはっきりとルール決めをすることで信頼が生まれ、お互い安心して暮らすことができるのです。