外国人に日本人の“ツーカー”は伝わらない。ホームステイでは言いにくいこともはっきりと言う




ホームステイは、家族が増える感覚
ホームステイ受け入れは、自宅で一緒に生活するので家族のメンバーが一人増えるような感覚になります。
もちろん、受け入れといっても期間によるので、一週間程度の受け入れだとやはり”お客様”扱いで終わってしまうかもしれませんが、1ヶ月以上の受け入れだと家事の手伝いなどいわゆる楽しくないこと、大変なことも協働するようになるので、より家族としての一体感が増します。
期間が長ければ長いほど意見の対立が生じたりしますので、時に言い争いになることもやはりあります。これは僕の家だけの話ではなく、ホームステイのホストファミリーをしている方々全般からよく聞くことです。
意見の対立は悪いことじゃない
ただ、意見の対立は、人間関係の距離を近づけるために必要なプロセスでもあります。
逆に、「言わないで察して欲しい」はホームステイでは全く役に立たない発想です。そもそも背景として持っている文化が違うので、日本人の間だけで通じるツーカーの感覚は全く通じません。
気になることははっきり口に出して言う、しかも溜め込んでから言うのではなく、気づいた時にすぐに言うのが良いです。
文化の違いも、それを乗り超えた時、より一層深い関係になれるでしょう。言い争いは恐れずに意見はどんどん言っていく、それが上手く関係を築いていくための秘訣です。