先日こんなツイートをしたのですが、現時点で2万リツイート、3万いいねとなっています。
詳細は伏せるが、高齢者の方に暴言吐かれたり激励されたりするお仕事やってる。いやー、ある程度の歳になるとクオリティの差がハンパないな。本当に礼儀正しくて、いるだけで心地良いそよ風が吹くような気品溢れる方もいれば、人間として終わってる方もいる
高齢者の立ち振る舞いは人生の成績表だな…— ムーチョ@VALU (@mucho) 2017年10月14日
(※正しくは「立ち振る舞い」ではなく「立ち居振る舞い」だそうです。ご指摘ありがとうございました。)
みんな赤ん坊の頃は似たり寄ったりなのに、後期高齢者くらいになるとこんなにも差がつくって、なんというか、時の流れって残酷だなあ、と思う。容赦無いし、救いもない。せめて自分はいろんな世界を見て、いろんな人がいるということを知って、人に優しくなれるような老人になりたいな…
— ムーチョ@VALU (@mucho) 2017年10月14日
あまりにも大きな反響でたくさんのリプをいただき、一つ一つにお答えするのが難しい状況です、申し訳ありません…
その代わり、こちらの記事にまとめて初めて見た方でもわかりやすくして、コメントを書きます。
まず、一番多かったのが共感のコメントです。
フォロー外から失礼します。私も高齢者にかかわる仕事をさせてもらっていますが、おおいに、共感できます。— 上坂 勉@ (@MoonMagina) 2017年10月14日
私の母と義父が そういう人で回りが手を焼いてます。
何をしてあげてもありがとうと言ったことかなく絶対謝りません。
平気で暴言を吐きすぐ怒ります。
他人との付き合いは一切なく家以外には出ません。
人のことは考えられないみたいです。
昔からそうなので育ち方とかあるのでしょう。— ドニー (@donnie_720) 2017年10月15日
大変よくわかります。
私も本当につらかったときがありました、
怒りとかより
日々言われる暴言に泣きたくなりました。
そんなになってまで働いても給料は・・・
安かった(T_T)— あきぽん子たん (@akiponko10) 2017年10月15日
来店のお客様で、優しいお顔立ちの方は物腰も優しいですし、こうなりたいと切に思うのですが、眉間にシワがいってたり目が釣りあがってたりする方が特に暴言を吐かれたりする確率が高いですね。笑い皺と、怒り皺でどれだけ人生で笑ったか、機嫌悪かったか分かるような気がします。— もふるねこ (@uo_ovo_ou) 2017年10月15日
また、「同業者ではないか…?」というコメントもいただきました。
恐らく僕と同業者ではないかとお察し致します。この仕事をしてて、かつ、子育てをして感じるのは、礼儀や気品は持って生まれるものではないという事。
なので年老いていくとそういう部分から先に失っていく。
教育やしつけ、生き方がどれだけ重要かを日々実感しています。
— シムテック (@simteck) 2017年10月14日
同業者でした。それに心折れ、ちょっと違うタイプの作業所に転職しました。なんというか、、、自分も色んな人を見ていい意味で生き字引みたいでした。こういう人になろうとか、これはダメだな。とか。いや、実際その年齢になってみないとわかりませんが、、、— デカ支部長 (@umeshow_akb_ske) 2017年10月15日
すいません、同業者かどうかはわかりませんし、また、よくあることですが「業務上のこと、知り得た情報はSNSに書いてはいけない」という旨の誓約書にサインをしているので詳細については書くことができません。
ただ、高齢者と関わる仕事は多岐に渡りますし、そもそも高齢者の数自体が増え続けているので、今では日常的に高齢者と接する機会が多い仕事はたくさんあるのではないかと思います。リプライもたくさんいただきました。
私は観光業で高齢者らの団体写真を撮影・販売してましたが、職種や団体の傾向(農協など)で、振舞いがこうも違うのかと内心で驚いたり呆れたりする日々でした。そして自分の父が私の名も分からなくなるほど認知症が進み、病院への誘導で暴言を吐いたり暴れたりした時は、正直ショックでしたね…— guldeen◆求職中/父は要介護5 (@guldeen) 2017年10月15日
私も同様の仕事をしていました。イメージとしては、刺青が入ってる人は優しい、金持ちはわがまま、農家は頑丈で長生き、散歩が趣味の人は徘徊する、飯がしっかり食える人は元気、て感じでしたね。— スコール愛@ビール愛 (@geso2017in1) 2017年10月15日
自分の息子が「専業主夫」になるのはOK?2000票を超えるアンケートの結果|カタルエ – ホームステイで留学生を受け入れ中
また、こんな声もありました。
おっしゃる通りの方もいるでしょう。
前頭葉やら脳の萎縮や梗塞により感情コントロールが不可能な方もいる。勿論認知症も。なので少しユルイ採点を願います。大変だと存じてはおりますが、なにとぞ。— 藤月 (@originwisteria) 2017年10月15日
おつかれさまです。おそらく似た職業で働いております。育ちや性格は現れるでしょうが、高齢にまつわる症状が出てからすっかり変わるという事もありますし、優しい方でも訴える方法が分からず怒る方もいるので、感想としては半同意ですね。でも人生の成績表という表現はなかなか面白いと思います。— うゆま(☆1) (@uyumakusa) 2017年10月15日
フォロー外より失礼します。人生の先輩方は、我々と同じ若しくはそれ以上に困難な道を歩まれて今に至ると思います。綺麗事を言うかもですが、どの方も暴言や暴力を使いたくて使うのではなく、思いや話が通じず、どうしょうもない時なのだと思います。捉え方は人それぞれなので、強制は出来ませんし。— リュウキー (@huevXqYoiVRbHXn) 2017年10月15日
これに関してはちょっと僕の言葉使いが至らなかったところがあり、反省しています。皆さんの背景にはいろんな状況があるところに、想像力が行き届いていませんでした。
ただ、直接関わっている身としては「認知症なら仕方ない」と単純に思えない現状もあり、難しいところです…
目の前の暴力や暴言はやはり良くないことだと思いますし、ひどい時は「もう仕事、やめてしまいたい」と思ったりもします。どうすればいいものか、悩みますね…
ほかにもたくさんのリプライをいただきました、ありがとうございます。
今回改めて感じたのは、多くの人が高齢者と関わる仕事をしていて、また皆さん日々大変な思いをしているんだなあ、ということです。本当に、すごいです。皆さん、お疲れ様です。
今でさえこんな状況で、今後団塊世代がすべて75歳以上の後期高齢者になる2025年あたりには、日本はどうなってしまうんだろうと、ちょっと不安になりますね…
あまり良いアイディアなどもないのですが、今後も頑張っていきましょう…!