先日、東洋経済からこんな記事が出ました。
「専業主婦」が2億円をすでに損している理由
何を損して、何を得しているのか
専業主婦が損… うーん、そんな単純な話ではないと思うんですよね。
結局「お金を取るか、時間を取るか」ってことだと思うのです。
子供と一緒に過ごせる時間が長いってのは、特に子供が乳幼児の頃は非常にメリットが大きいです。
この頃のパパママって、とにかく「お金より時間が欲しい!手が欲しい!休みが欲しい!」ですもんね。僕もそうだった…
「専業主婦」が2億円をすでに損している理由 離婚すれば貧困、それほど過酷で弱い立場だ https://t.co/KhECl1PLeF
得られるお金の機会損失のことだろうけど、子供と過ごす時間はかけがえのないものだからな… 幸福度は定量化できないけどさ
個人的には専業主婦・主夫という生き方も良いもんだと思うよ— ムーチョ@ホームステイのホスト (@mucho) 2017年12月3日
お金のある人は、みんなそのお金を使って時間を買ったりします。
2億そのまま、まるっと得してる…とは、考えにくいですね。
誰かに雇用されるのが前提!?
「誰かに雇用される」のが前提だとどうしても立場が弱くなり、また受け身な思考になりがちです。
主婦・主夫のキャリアを会社の視点から考えると、やはり「ブランク」になるんですよね。職務経歴書に書けるキャリアが無い、と考えてしまいがちです。
専業主婦・主夫の問題は「お金を稼ぐ立場に戻りにくい」ことだろうね。未だに「専業主婦は終身雇用」というイメージも根強いしでも戻りにくい、ってのはあくまでも「人から雇用される」場合だと思うんだ。「どうせ私はブランクが長くて社会、エライ人に選んでもらえないだろう」という思考になりがち
— ムーチョ@ホームステイのホスト (@mucho) 2017年12月3日
「働く=会社員になる」だけが、稼ぐ方法じゃない!
「稼ぐ」って、要はお金を集めることですよね。
その一つの手法として「誰かに雇われる」というのは効果的なやり方ではありますけど、それだけではないです。
でも自分でビジネス始めればそんなの関係なくない?稼ぐ=会社員になる、だけじゃないよね。
今の時代はネットがある、シェアリングエコノミーが成長してる、お金を集める方法が溢れてる。しかも専業シュフからの起業は生活費を丸背負いしてないからリスクも低い(ポシャっても家族が路頭に迷わない)— ムーチョ@ホームステイのホスト (@mucho) 2017年12月3日
僕自身も
- ブログの運営(ブロガー)
- 漫画の連載(漫画家)
- 短期間の企業勤務(派遣社員)
- 外国人旅行客向けの書道教室(体験プロデューサー)
- 外国人留学生のホームステイ受け入れ(ホストファミリー)
といったことを今やっています。職業は?と聞かれてもどれを回答していいのか困ってしまいますね笑
でも、これもいきなり全部あったわけではありません。長い時間をかけて、子育ての合間に一つずつ企画して、ゆっくりと積み上げていった結果です。
多分ペースで言えば、ちゃんと動いてる人に比べたらめちゃくちゃ遅いです。
僕は趣味の時間も大事にしたい派で、よくテレビゲームやったり映画観たりするので…笑
主婦・主夫は楽!終身雇用!は大きな間違い
専業シュフは素晴らしい職業だよ。だけどリスクもある。稼ぐのを一時的に辞めるって大きなことだよね
「三食昼寝付き!一生安泰!」って意識の低いシュフさんは、マジでつらいと思うこの先シュフになるって、自営業になることに似てる。組織に属さず、自分の身は自分だけで守る立場になるわけだから
— ムーチョ@ホームステイのホスト (@mucho) 2017年12月3日
主婦・主夫はパートナーの収入に依存する存在なわけです。
これだけでもう、すごいリスク。パートナーと仲が悪くなり、離婚でもしたらなにも残らないんですよ。
そりゃ結婚当初は「一生愛し合える!」と思う気持ちもわかりますが、悲しきかな、人の心はそんなに長期的に安定するものでもないのです…
パートナーとの愛を育むのはもちろん大事ですが、それはそれとして、きちんと自分ひとりで生きていけるだけの体勢は整えておく必要があります。
主婦・主夫は子育て(場合によっては介護など)の時期には需要はめちゃくちゃ高まりますが、それが過ぎたら一気に暇になります。よっぽど特殊な環境でない限り、そもそも一生やるような仕事ではないんですよ。
主婦・主夫という立場は、実は起業向き
大体こういうのって自分でビジネスをやったことがない人が言う台詞なんですよね…
たとえば最近出たこの本なんかには2017年の段階で、自分でできるビジネスの実例が100種類載ってます。
ほぼすべてのページにイラストがついていて気軽に読めるので、これからなにかを始めたい、という方の導入本としてお勧めです。というかさすがに100種類もあれば、ひとつくらい自分にあったものを見つけられるのではないでしょうか…!?
「WEBデザイナー」「試験監督」など聞きなれた職業から「墓参り代行」や「レンタル友人」などの新しい職業まで、本当に幅広く紹介されています。僕も読みながら「職業って、そこに需要さえあればなんでもアリなんだなあ…」と感心しましたね…
あと、仕事の紹介をすぐに請け負いたい場合は
「ランサーズ」 に登録して、仕事を受けるという手もあります。とりあえず数をこなして経験を積む、実績を作る、新しい顧客を増やすといった目的にも使えるので、軌道に乗るまではこういう手軽なやり方で始めるのもアリだと思います。
例えば月に5万の副収入が増えるだけでも、だいぶ生活の助けになりますよね。
そしてなによりも、「雇われなくても、自分ひとりのチカラでお金が稼げる」という実感を持つことが超重要な第一歩だと思います。
※ちなみに…
今回は主婦・主夫の副業の話でしたが、まだ子供が小さいなら焦ってすぐに始めなくていいと思います!あくまでもこれは時間に余裕ができてきたシュフさん向けです。
特にお子さんが小さい頃は、お金より時間を優先するだけの価値はあると、個人的には思います。