SNSはどんどん子供に与えよう!良質なアウトプットの提案

SNSの危険性

松井さんと野本さんのnoteで、SNSのことが書かれていました。

内容については同意な上で、僕なりにちょっと付け足したいと思ったことがあったので書きます。

もはや楽しくなくても惰性でやってしまう

SNSは確かに非常に依存的なものになり得ます。 SNSは手軽に、しかも無料で、楽しい時間を永遠に与えてくれる素敵な居場所。

ただ、よく考えてみるとこれって大して楽しくないんじゃない?というものでも、ついスクロールを続けて惰性でダラダラとやってしまう…… しかもそれが身体に良いものならいいけど、実は摂取すればするほど身体に悪いものだったりすることも……!

ジャンクフードではなく「ジャンク情報」

食べ物と同じですね。昔、食べ物がまだ少なかった時代は食べ物というだけで価値がありましたが、今の飽食の時代、何も考えずに食べていたら健康を壊してしまいます。安くて美味しいから、と白砂糖とか安い植物性油ばかり食べていたら普通に病気になりますよね。食べ物ならいい、という時代は過ぎ去り、なにをどう食べるか、がとても重要な時代です。

SNSも同じで、無料で楽しい情報だからといって身体にいいわけではありません。ジャンクフードならぬジャンク情報で、摂れば摂るほど身体を壊します。

やはりそこは摂取の仕方の問題なのです。松井さんもSNSと上手く付き合うには「教育が大事」と言っていましたが、僕はこの部分をもうちょっと掘り下げます。

インプットではなく、アウトプットを!

SNSと上手く付き合うコツ…それは、「良質なアウトプット」を増やすことです。

小学校低学年からiPhone

うちの家庭では、小学校低学年から娘にiPhoneを与えていました。iPadも一人一枚あります。スマホは良くない、と考える親が多い中、うちはデジタルデバイスをガンガン与えまくってました(もちろんペアレンタルコントロール、家族ルールなどガッチガチに制限をかけていましたが)。

親の監視の元、instagramを使う勉強をしたり、LINEをしたり… どんどんSNSを使わせました。そしてそこで、いろんな「アウトプット経験」をさせるようにしました。

インプットももちろん大事なのですが、それはあくまでもアウトプットの参考情報、という位置づけです。アウトプットに繋げるためのインプットです。SNSが依存的になるのは、インプットに偏るからなのです。

SNSは、ついつい楽だからとインプット側になってしまいますが、アウトプットを常にしていく習慣を付けることで、依存的になることを防げます。SNSの教育をするなら、「アウトプット教育」に力を入れることを提案したいです。

アウトプットは”良質”なものを

ただここで一つ気をつけないといけないのは、”良質”なアウトプットをする、ということです。良質って、何をもって良質とするのかって話なのですが、まさにこれこそが、子どもたちに体験から学び、日々考えて欲しいポイントなのです。

  • 扇情的な投稿を見て、事実確認もせず脊髄反射的にコメントを書くのは”良質”か?
  • 読み手のことを意識せず、いい加減な文章を推敲もせずに書きなぐるのは”良質”か?
  • 人のことを傷つけ貶めたり、民族や宗教、文化に敬意の無い表現をするのは”良質”か?

そういったことを常に自分自身に問いかけられるようになってほしいと思っています。もしもこれができるようになると、アウトプットをするまで必然的に自分の頭を使って非常に長い時間考えるようになるので、ダラダラ漫然とSNSをやることがなくなります。

アウトプットを繰り返すことで、上手くなる

より人に伝わるようにするにはどうすればいいのか?と考えるようになれば

「文章だけだと読んでもらいにくい、それなら挿絵を入れるなんてことも考えられるし、いっそ言いたいことをしゃべって動画にするのもアリだ。音楽で気持ちを伝えてもいいし、演劇で共感してもらうのもいい…」

と発想が広がっていきます。文芸、アートに対する理解が深まるきっかけにもなりますし、良質なアウトプットが増えれば、SNS上の害ある情報も減っていきますし、社会のためにもなってプラスですよね。

“情報発信力”をつけて、強い側に立つ

そして、キラキラした社会的なメリットだけではなく、ちょっとシビアな個人的利益の話もしますと、これからの時代はSNSによる発信力の価値というのがさらに強まっていくと言われています。

なので、特に若い人たちに対しては「インプット側の人間ではなく、アウトプット側の人間になれ」と言いたいです。結局、社会というのは力を持っている人間が都合よく生きられるようになっていますのでね…… 

旧来の常識であった「とにかく金を稼ぐことだけに特化したスキルを身に付けろ」というのはちょっとリスキーです。今のうちにどんどん情報のアウトプットスキルを磨いて、情報社会で一定のポジションを取れる人になってほしいと思います。

SNSは道具。使いこなそう

というわけで、SNSの危険性には十分気をつけつつも、SNSの利用自体はどんどん促進していくべき!というのが僕のスタンスです。

火も包丁も金も、要は使い方。SNSもただのプラットフォームという道具に過ぎず、それ自体に良いも悪いもありません。良質なアウトプットをする、というのを主目的として設定するなら、上手く付き合えます。

逆に、こういう経験を積むのを怠ったまま大人になると、SNSの使い方が得意な人に翻弄される危険性もあったりします。情報発信の経験が豊富な人は、発信者側の手の内がわかるので、情報の価値の見極めも上手くなります。

SNSの今後は……「動画」

今の時代は特に「動画発信力」が重要です。単純な話、文章よりも動画を選ぶ人が増えているからです(……と、こんなことを言っておきながら、この記事は文章ですが)。

Youtuberになりたいと言ってる子供をディスって悦に浸ってる大人とかいますけど、ちょっと感覚が古すぎます。「Youtuber」という言葉の職業が10年後あるのかどうかはわかりませんが、少なくともこれから実装される5Gの通信技術や、10代の動画ネイティブ世代の台頭などにより、動画配信というマーケットが今後大きな力を持つことは間違いありません。

僕もアラフォーパパですが、これからもライブ配信、Tiktokなどどんどん新しいことに挑戦していきます!