我が子のためのIGCSE研究ノート

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イギリス系インターナショナルスクールに通っていると、必ずやるテスト、「IGCSE」。噂には聞いていたものの、自分自身が受けた経験がなく、右も左もわからない状態です。

この記事では、2人のインターに通う娘を持つ父親がTwitterやウェブで調べたIGCSEの概要、そして効率的な学び方をどんどん書き込んでいきます。新しい情報を知り次第、随時リライトしていきます。

はじめに

目標:”効率的”に学ぶ

コロナの影響で娘たちの学習方法に日本のe-learningサービス「スタディサプリ」を取り入れたのですが、これになかなか感銘を受けました。ビデオ教材を使いながらうまく子供を誘導すると、親が子供のフォローをしやすいのです。日本の学校が一年かけて学ぶ社会と国語の単位を数ヶ月で終わらせることができた。

この経験以来e-learningの効率の良さに気づき、「自分が教科書とリアル教室でやってた時代とは情報処理のスピードが変わったんだなあ」と意識が変わりました。

これからのIGCSEの勉強に関しても、きっとe-learningを使った効率の良い勉強方法があるはず。なんと行っても、全世界にいる何百万人というイギリス系学校の子どもたちが同じ内容を受けているのだから!子供だけでなく、親側もどんどん新しいやり方を取り入れていきたいです。

情報収集の方法

ウェブ検索はもちろんですが、Twitterやオンラインサロン、リアル友人などSNSやクローズドコミュニティからもいろいろ集めています。IGCSEは世界的にポピュラーな試験ではあるものの、まだまだ日本語での情報は少ないです。

そこで、IGCSEに関係ある方、ぜひコメントやTwitterで情報をください!「こんなのもあるよ」「この記事の補足はこれだよ」など、なんでもOKです。IGCSE対策を皆で乗り越えて行きましょう!頂いた情報は随時ここでシェアして、後続の人たちに役に立てるようにしておきます。

基礎知識

イギリスの学校制度

イギリスの教育制度は5段階。年度の始まりは9月。つまり9月1日生まれの児童がその学年で最年長となり、8月31日生まれが最年少。

  1. Pre-school (プリ・スクール=就学前教育)
  2. Primary Education (プライマリー・エデュケーション=初等教育)
  3. Secondary Education (セカンダリー・エデュケーション=中等教育) 
  4. Further Education (ファーザー・エデュケーション=継続教育)
  5. Higher Education (ハイヤー・エデュケーション=高等教育)

KEY STAGE

Key Stageという勉強の段階があり、セカンダリーまではこのKey Stageに沿って学習を行う。

  1. Key Stage 1 (キーステージ1) :5歳から7歳までの児童=Year 1,2
    (First School/Infant School:ファースト/インファント スクール)⇒初等教育
  2. Key Stage 2 (キーステージ2) :7歳から11歳までの児童=Year 3,4,5,6
    (Middle School/Junior School:ミドル/ジュニア スクール)⇒初等教育
  3. Key Stage 3 (キーステージ3) :11歳から14歳までの生徒=Year 7,8,9
    (Secondary School:セカンダリー:スクール)⇒中等教育
  4. Key Stage 4 (キーステージ4) :14歳から16歳までの生徒=Year 10,11
    (Secondary School:セカンダリースクール)⇒中等教育

Checkpoint

  • イギリス式インターナショナルスクールには、「チェックポイント」(CheckPoint)という試験がYear6とYear9にある
  • Primary(小学部)、Secondary(中学部)で学ぶべき内容がどれほど理解できているかを確認するテスト
    モック(Mock)という模試と、アクチュアル(Actual)という本番の試験の2種類があり、通常は模試も本番も両方受けることがほとんど(中には、模試で良い点を取った生徒だけ本番が受けられる、という学校もあるよう)
  • 模試は学年で一斉に行わず、1週間かけてクラス別に順番に行う学校もあるので、試験内容がダダ漏れな場合も
  • 試験は1教科につき、Paper1とPaper2に分かれている試験時間は英語と数学はどちらもそれぞれ70分
  • 英語 – 70分。Paper1は説明文を解く問題、Paper2は物語文を解く問題
  • 数学 – 70分。Paper1は自分で計算する問題、Paper2は計算機持ち込み可能で、解き方を考える問題
  • 理科 – それぞれ45分。総合的に化学と物理と生物が混ざった問題
  • 結果は試験後、2ヶ月ほど経つと学校から通達
  • このチェックポイント、受けても受けなくてもこれからの将来の何にも影響を与えないので受けないという選択をする生徒もいる
  • 学歴として残るのは、Year10と11に受験するIGCSEと、その2年後に受験するA-Levelというイギリスの大学へ進学するための試験

GCSE/IGCSE

テストの実施時期は年に2回、10~11月と5~6月に行われる。

GCSEの科目、どんなものがあるの?GCSE科目の種類と科目選択のポイントを解説!

  • IGCSE(International General Certificate of Secondary Education)とは、イギリスの国家試験。
  • Oレベルとも呼ばれることもある。
  • 開始時期はYear 10から。Year 10,11(日本で言うと中学3年生~高校一年生)を通して授業を受け、Year 11の終わりに最終試験を受ける。

教材

教科書

メジャーな出版社は

  1. Oxford Publication
  2. Hodder’s Education(Cambridge)

の2つ。イグザムボードがCambridgeであるなら、IGCSE for Cambridgeと記載のあるものなら、カバーしている内容に差はない。

購入の際は、試験範囲の改訂などもあるので、新しいeditionを選ぶ。

コロナの影響で、Oxfordが無料で教科書の内容を公開してくれている(2020年9月末まで)。
Oxford University Press

オンラインで教科書のPDFがダウンロードできる(著作権的には怪しい…)
STUVERA

Cambridge Online Mathematics
Cambridge University Pressが作成するオンライン教材。紙の本を購入すると、一年間の使用権がついてくる場合もある。今はコロナの影響もあり、無料で90日間の使用権がもらえる。

E-learning教材

Seneca

Seneca
インタラクティブなブラウザベースの教材。有料コースと無料コースがある。

Cloudlearn

Cloudlearn

オンライン学習サイト。ここの「Online GCSE Courses」にメジャーな科目が揃っている。

IGCSE Science courses

IGCSE Science courses
化学、物理、生物のビデオコースがある。

Udemy

Udemy IGCSE Course
Udemyの中の「IGCSEコース」にいろいろな科目がある。有料。

TES

TES
模擬テスト、Worksheetなどを無料、有料でダウンロードできる。

Education Brothers

Education Brothers
ライブ配信でオンライン授業を受けることができる。

Get My Grades

Get My Grades
ブラウザ上で学ぶことができ、学びの進捗度をトラッキングできる。

Khan Academy

Khan Academy
すべて無料で受けられる、学びのサイト。ビデオコンテンツで勉強した後にインタラクティブなサイトで問題を解いていく。進捗も記録できるようになっている。

edplace

edplace
GCSEなどイギリスの勉強に特化した形の学びサイト。ビデオコンテンツはないが、インタラクティブなサイトで問題が解ける。UIは洗練されていてわかりやすい。

BBC Bitesize

BBC Bitesize
BBCが作成している教育ビデオコンテンツが見られる。全教科を網羅しており、ビデオに合わせてテキストでの説明もある。動画の質は非常に高く、さすがというしかない。イギリス以外からアクセスすると視聴できないので、視聴するにはVPNなどを使用する必要あり。

BBC Teach
Key Stage 3 ~ 4の内容をカバーする教育動画が無料公開されている。

Youtubeチャンネル

IGCSE(GCSEを含む)の動画はYoutubeに膨大にあり、多すぎてどれを見ていいのか迷う程。今や動画のビデオコンテンツは無料で手に入る時代になりました。しかし実際に使ってみるとわかりますが、重要なのはそのコンテンツが体系立ててまとまっているかどうか、ということ。一つひとつの内容がよくても、単元の一部しか説明されていなかたりすると、また別の動画探しに時間を費やすことになります。ここではできるだけある程度まとまった動画提供があるYoutubeチャンネルを紹介します。

Cognito

Cognito
数学、化学、生物学、物理

Mike Sugiyama Jones

Mike Sugiyama Jones
化学のチャンネル。2児の父でもあるイギリス人男性が運営している。

Lessons in History

Lessons in History
歴史

リンク集

The School Reading List
かなり幅広い科目やプラットフォームを網羅しているリンク集。多すぎて全部調査しきれていない。

Home Learning Resources List for Schools and Families
科目毎におすすめの教材を紹介。こちらも多すぎて調査しきれていないので、時間をかけて見ていく。

その他

THE 10 THINGS I DID TO GET ALL A*s at GCSE
Youtube動画。すべてA*を取った人の語る、「A*を取るための10のTIPS」。内容は基本的なことが多いが、中高生には響くかも。

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