マレーシアの住宅が「ハリボテ」と言われる理由




家は、広くてオシャレ!
マレーシアは日本の住宅よりも造りが広々としています。ローカルの人が住む家、外国人の住む家で様子が異なるので必ずこの広さ、というわけではないのですが、それでも日本人の4人家族が住む平均的は大きさでは、100平米を超えることは珍しくありません。マンションにはプールやジムの設備がついていることがほとんどで、もちろん住民は無料で利用できます。広々としたスペースが至ることろにあり、居住空間の面積だけを最大限に取っている日本の都会のマンションと比べるとゆとりのある、贅沢な造りとなっています。
パッと見は贅沢だけど、実は“ハリボテ”!?
しかし、良いところばかりではなく……水回りの造り、壁の造り、ちょっとした建具の仕上げは日本のものと比べるとかなり雑だと言わざるを得ません。
僕もずいぶんといろいろな物件を見ましたが、こちらで家賃が月額30万円を超えるような超高級物件でもたまにそういうところを見つけました。
僕の住んでいる賃貸物件はまだ築4年の築浅マンションでありながら、ズサンな工事が原因ですでにコンクリートの内部に水が入り込み、壁から漏水したりしています。パッと見はステキだけど、細部まで日本と同じと考えるのは早計ですね……
あるサイトでマレーシアの住宅は「ハリボテ」と言っているのを見かけましたが、ちょっとわかる気がします。僕は特にシュフ歴が長く、住宅のことに対するこだわりが強いので、細部の仕上げの雑さはどうしても目に付いてしまいます。
総合的に考えれば、それでもコスパは良い
ただ、そんなデメリットもアリつつも、それでも総合的に考えれば日本の住宅に比べ相当コストパフォーマンスは良いと言えるでしょう。うちは今約170平米の家に住んでいますが、東京なら考えられない広さです……!これはやはり贅沢ですよね。
トラブルは発生する、という前提で考えて、その都度対応するというマインドに切り替えれば、そこまで大したことでもありません。