リモートワークの普及で“ビデオチャット映え”が求められる時代になる








ビデオチャット派?音声チャット派?
うちは夫婦二人ともリモートワークで会社員をやっているのですが、妻と僕でちょっとした違いがあります。それは、僕の会社のミーティングは基本顔出しのビデオチャットなのに対して、妻の会社は基本顔出ししない音声チャットのみなのです。
これは会社の文化ということもあるので、言ってしまえばそれだけの話なのですが、実際にミーティングに参加する方としては結構な差があります。やはり顔を出して話す、ということはそれなりに見た目に気を使います。ボサボサの髪、のびたヒゲ、やつれた顔は会社の人には見せられないですよね。
音声チャットだけだとそういったことを気にしなくていいので、大げさな話、寝起きパジャマ状態でもまったく問題なく会社のお偉方がこぞって出席するミーティングに参加できます。あまり大きな声では言えませんが、うちの妻なんかたまに……笑
「ビデオで綺麗に映る」という今後の需要
ビデオチャットが基本のミーティングだと、非常に重要になってくるのがビデオ映りです。「インスタ映え」、なんて言葉がもう定着しましたが、これからリモートワークを導入する企業が増えてきたら必然的に「ビデオチャット映え」が重要になってくるでしょう。そうなってくるとビデオチャットだけのためにメイクをするのが当たり前になってきますが、それだけのためにメイクするのも面倒、という人も出てきそうですよね。
今後考えられるのが、動画にリアルタイムで顔補正をかける技術をビデオチャットに利用する文化です。今でもすでにライブ配信アプリなどでよく見かける機能ですが、これを使えばスッピンでも自動的にファンデをきれいに塗ったようなエフェクトがかけられます。
特に女性はメイクの手間など大変かと思われます。今は個人の遊びアプリのみで使われているような技術ですが、近い将来ビジネスでも当たり前のように使われていくのではないかと思います。