英語を学ぶための2つの動機。強制的に英語を話す環境を作る!








日本の環境は英語の習得にそもそも向いていない
英語を子どもに学ばせたい、という親は多いですよね。ただ、日本でただ漫然と英語をやらせても身につかない、というのはなんとなく皆共通して持っている印象ではないでしょうか。
なぜ日本人はこんなに英語を学ぶのが大変なのか!?実は、日本はあまりにも英語を学ぶ環境に適していないのです。ここでは主な3つの理由を紹介します。
①日本語は言語的に英語から遠い
言語学の専門家によると、日本語は言語的に英語から遠いということです。似ているところが少ない言語は一般的に習得が難しいと言われています。例えばスペイン語やドイツ語、フランス語などは日本語に比べて英語と似ているところが多いですよね。
使う文字も違えば発音方法も違う、文法も違うということで日本語をインプットされている日本人にとって英語を学ぶのはそもそもハードルが高いのです。
②今までは日本語だけしか話せなくても年収一千万が狙えた
日本は経済的に発展している国ですので、日本語だけできればそれなりに高収入を得ることができます。実は世界的にはこれは珍しいことで、非英語圏の国で、自国の言語だけしか話せなくて高収入を得られる人は少ないのです。
高い教育を受けている人は大体英語を習得してそれを仕事に生かしています。「多くのお金を稼ぎたい」というのは強い動機になりますのでそれが後押ししている国もありますが、日本の場合はあまりそうなりません。
日本も今後は少子化により経済的に弱くなり、日本語だけでは通用しなくなっていくと言われています。ただ少なくとも現状では日本語だけでなんとかなると思っている親が未だに多く、英語を学ぶ重要性が子どもに伝わりにくいのです。
③日本語の面白いコンテンツがありすぎる
漫画でも言語を学ぶ動機のひとつに「その言語を使えないと困る」と述べましたが、世界の多くの国々のティーネイジャーが英語を習得するきっかけのひとつに映画や音楽など、エンターテイメントのコンテンツを楽しみたいからというのがあります。
自国のエンタメで大して面白いものがないので、英語圏のエンターテイメントを求めはじめ、自然に文章や動画を通して英語を覚えていく……といった流れです。
これも、日本ではあまり起こらないパターンです。日本はハイレベルのエンターテイメントコンテンツを作れる国なので、自国のエンターテイメントで結構国民が満足してしまうのです。
もちろん英語圏のコンテンツを好む人もいますが、全体としては少数です。エンタメの分野も、ほとんど日本語だけ知っていれば事足りてしまう、という現状があります。
本気で英語をやるなら、中途半端な覚悟じゃダメ
というわけで、日本はそもそも英語を学ぶのが比較的難しい国と言えます。そんな中で英語を習得するには、やはりある程度特別な環境を作るところから始めないといけません。
親が綿密に勉強のスケジュールを立てて上手く行くケースもあるそうですが、僕はそういったことは自分自身が苦手なので、親も一緒になって学び、楽しめる方法を考えてみました。
外国人留学生をホームステイで受け入れる、自宅に外国人がいたら、イヤでもコミュニケーションを取らざるを得ない状況はたくさん作れますよね。
少し思い切った方法ですが、やる価値はあると思い、チャレンジしてみました。