スタンディングデスクで「肩こり・腰痛」解消 メリットと注意点を漫画で解説するよ!
2018.09.01

立って仕事をする、という選択
PCをやりすぎて肩・腰が痛い…!
今の時代、デスクワークに関わってる人はほとんどPCを触る作業がありますよね。
たしかに便利なものなのですが、便利すぎてほぼすべての作業がPCで完結してしまい、結果的に「仕事をやる」と「PCの前に座る」は同義ってくらいPCを触っている人も多いでしょう。
そこで問題になるのが、長時間同じ姿勢を取ることによる「肩こり・腰痛」です。この記事では「スタンディングデスク」による解決を提案します。
座る姿勢は意外に身体に負担がかかる
健康系の記事を読むと「ストレッチしよう」なんてことも書いてありますが、つい忘れてしまってなかなかできないものですよね。それに5分程度ストレッチしたところで、また同じ姿勢に戻るとまた同じ箇所が痛みだしたりします。
そもそも「座る姿勢」というのは結構身体に負担がかかる姿勢で、特に腰に大きな負担がかかります。座るって楽なことでもないのです。
そこで!ここはあえて、逆転の発想で「立って」仕事をしてみましょう!
スタンディングデスクの魅力
スタンディングデスクは大手企業でも使われている
スタンディングデスクはその名の通り「立って使うデスク」です。言ってしまえばただそれだけのものなのですが、これを実際に使った人は意外と少ないのではないかと思っています。
多くの企業でも導入されていて、有名なところでは・楽天・サイバーエージェント・Google・Facebookなどが積極的に導入しています。
高さがあればいいってものではない
スタンディングデスクは、要は「天板が高いデスク」なだけなので、
「スタンディングデスクって、ただ机を高くしただけでしょ? ダンボール箱の上にPC載せてればいいじゃん」
なんて考える方もいるかもしれませんが、これは不安定な箱の上からPCが落下する恐れがあるので絶対にやらないでくださいね……!デスクは、広さがないと安定しないし作業もしづらいいので、やはりデスクの天板全体が上がるというのが必要なのです。

高さの微調整も大事
また当然ですが、人は皆身長が違うので、作業する高さも変わってきます。本来これは座る姿勢でもきちんと意識しなければいけないのですが、座る姿勢だと背中を曲げて高さを調整できてしまうので、なんとなくごまかせてしまいます。
ところが、スタンディングデスクはそういったことができないので、高さが違うと本当に不快です、というか不快すぎて作業できません。ですので、デスクを選ぶ際のポイントのひとつとして「高さの可変機能があるデスク」、というのは非常に重要でしょう。
「立てばいい」ではなく、姿勢をいろいろ変えられるのがいい
スタンディングデスクにはやはり反対論を唱える人もいて
「立ち姿勢はかえって背骨に負荷がかかり、よくない」
という意見も聞きます。ここで勘違いしてはいけないのは、上の「可変機能」とセットの考え方でもあるのですが、スタンディングデスクの神髄は立ったり座ったり、いろいろな姿勢が取れるというところにあります。
立った状態で同じ姿勢を長時間しているのでは、座っている時と変わりません。「あー、ちょっと座りすぎてるな」と思ったら、机の高さを変えて、立つ。これだけで、血行が良くなったり、また今までと違う筋肉を使ったりして気分も変わります。

デスクを選ぶ際の注意点
電動を取るか、手動を取るか
ここまで読んで、「スタンディングデスク、欲しいかも!?」と思い立ったら、次に検討するのは「電動」または「手動」タイプの選択です。
スタンディングデスクは可変機能があるものが良いと言いましたが、天板の高さを変える場合、大きく分けて電動で動くものと手動で動くものの2種類があります(他にもガス圧で変わるものなどもあります)。
電動は、ボタンを押せば高さが変わるので、とても楽です。ただ、問題は値段。10万円を超えてくるので、机にそれだけ払うのはちょっと勇気がいりますね。
手動ですと3万円程度からあるのですが、ただ高さを変えるのにレバーをグルグル回したりと、ちょっと手間と時間がかかります。
僕が使っているものは手動ですが、個人的にはそんなに頻繁に高さを変えたりしないので、手動でもあまり問題なく使えています。このあたりはお財布事情と相談しながら決めましょう。

まとめ
スタンディングデスクはただ「立つ」だけで健康的になれる、超シンプルかつ効果的な仕事サポートアイテムです。肩こりや腰痛でお悩みの方は、一度試してみる価値ありですよ!