Trello(トレロ)で夫婦のタスクを共有 「自分の方が頑張ってる!」を無くそう
2018.07.20
「私の方が頑張ってる!」って思っていませんか?

家庭も仕事も忙しい…
家庭があり、仕事もある皆様、お疲れさまです。
仕事に行って、ヘトヘトになって帰ってきてもまた家でやることがたくさん……。掃除や皿洗い、洗濯などのルーチンワークはもちろんのこと、子供の保育園や学校への連絡したり、予防接種に連れて行ったり、壊れた家電を買い換えるために新しい商品を選ぶリサーチをしたり、車の修理、親戚の集まりの調整、などなど……。家庭を持つと、タスクで忙殺されますよね。
そんな忙しい生活をなんとかこなしているのに、パートナーはなんだか暇そうにしている……。「なぜ私だけこんなにいろいろやらなくちゃいけないの!?」そんな風に思ったことはないでしょうか?
「私の方が忙しい」は本当?
「うちの旦那は全然家事をしないで、ソファでゴロゴロしてる!」「うちの妻は計画を立てようとしない! いつも僕がやる羽目になる!」 と、両方からよく聞く話です。しかし、本当にそうなのでしょうか?
タスク掲示板サービスTrelloとは
最近日本語化されたばかり
Trelloは2011年に開発されたWebサービスで、現在はオーストラリアのアトラシアン社が提供しています。この2018年から日本での本格的なサービスの展開がスタートし、完全に日本語化されて非常に使いやすくなりました!
Trelloは見た目がわかりやすい
Trelloの特徴は、その快適な使い勝手です。タスク一つ一つを「カード化」して、まるで黒板にメモをペタペタ貼っていくようなノリでタスクを並べていくことができます。視覚的にいじってて楽しい、というのはこういうアプリを使い続ける上でもとても重要な要素の一つです。

このようにドラッグ&ドロップでカードを移動することができる
Trelloの基本的な使い方
まずはアプリをダウンロード

ボードとリストの設定
パーソナルボードを作る
アカウントが設定できたら、まずは「パーソナルボード」の設定をしましょう。Trelloは自由度が高くて使いやすいのですが、自由すぎるのではじめは少し迷ってしまうかもしれません。夫婦で家庭内のToDoを共有するための「ホーム」というボードを作ってみましょう。

リストを作る
ボードができたら、次は「リスト」を作ります。一般的にここは「準備中」「作業中」「完了」といったように、作業のプロセスを管理するために使うことが多いのですが、家庭内のタスクではそこまで細かい進捗管理は必要ないと思われるので、ここでは「単発タスク」「買い物リスト」などの作業内容で分けることにします。
その他、家族旅行の計画を立てる時などは、その1つのプランに対して複数のタスクがあるため「○月○日家族旅行」といったリストを作ってその中にまとめるといいでしょう。

カードの設定
担当者決めをする
リストを作ったら、タスクを作っていきましょう。カードになるので、それに担当者を割り当てましょう。担当者決めは1人で勝手に行うのではなく、話し合いで決めます。
締切日の設定をする
最後に、締切日を設定する項目があるので、こちらにタスクを達成する締切日を決めます。

Trelloを使う時の注意点
あまり厳しく管理しようとしない
家の作業はイレギュラーなことが多く、なかなかプラン通りにいかないことも多々あります。締切日を絶対守る!とあまりキツキツに管理するとお互いアプリを触ること自体が面倒になり、使わなくなってしまう可能性もあります。厳しく管理するのではなく、もし守れなかった場合はまたそこで改めてコミュニケーションを取る、というくらいの心持ちで使うことをオススメします。

まとめ
Trelloは非常に優秀なアプリですが、このアプリがあれば全て問題が解決する、というものではありません。あくまでも夫婦のコミュニケーションを円滑にするための補助ツール、という認識で使いましょう。
タスクを可視化してみると、意外とお互い見えていなかった大変さが理解できるようになったりします。夫婦の役割分担に不満を感じている方は、ぜひ導入を検討してください!