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ファスティング(断食)をして体重20kg減らした元酒好きの思考

(記事提供、掲載メディア:『スマダン』) 
ファスティング(断食)をして体重20kg減らした元酒好きの思考

あれほど酒呑みだった友人が……

しばらく連絡がなかった友人がから急に連絡があり、会うことになりました。
この友人はサービス業なので平日休みなことが多く、僕とこの友人はよく平日昼間から酒を飲む、というのが会った時のお約束のようになっていました。友人は大層な酒豪で、僕の2倍くらいのペースでグングン飲み進めるような人でしたので、誘われたこの日もどこで飲もうかな、と考えていました。

しかし会ってみると、激変!しかもあの大好きだった酒をやめたとのことで、それはもう驚きました。聞いてみると、「ファスティングに興味を持って、始めてみたらだんだん酒に興味が無くなってきた」とのこと。

ファスティング(断食)のすごい効果

ファスティングという言葉は日本ではあまり馴染みがないしれませんが、要は「断食」のことです。一定期間なにも食べない、ということを決めて体調を整える健康法の一種なのですが、これがこの友人にはとても合っていたようで、メキメキ効果が出ました。

元々70kg以上あった体重は52kgまで落ち、肌ツヤも良くなり、アラフォーなのに見た目は20代後半くらいに見えました。酒をやめて、酒を飲むのに使っていた時間が空いて暇になったので筋トレを始め、二の腕も太くなっていました。

オートファジーの仕組みから食習慣を考え直す

何が彼をここまで変えたのか? 彼によると「食習慣の常識を疑い、一から食べ方を見直した」のだそう。 

・そもそも、一日3食食べる必要があるのか?
・そもそも、炭水化物をこんなに大量に摂る必要があるのか?
・そもそも、酒が強いからといって酒を飲むべきなのか?

彼が参考にしたのは、オートファジーとファスティングの関係。詳しいことは省きますが、オートファジーとは、不要なたんぱく質を分解して新たにリサイクルする機能のこと。2016年には東京工業大の大隅良典栄誉教授が、細胞自身が不要なタンパク質を分解する「オートファジー」のしくみを分子レベルで解明し評価されたノーベル医学生理学賞を受賞したことでも有名になりました。

このオートファジーは「身体が飢餓状態になる」ことで働きやすくなる生体反応ということで、友人はファスティングを生活に取り入れ、健康改善につなげています。

この話を聞き、「僕もやってみたい!」と言ったところ、彼から勧められたのが以下のポイント。 

一日18時間、腹になにも入れない。その間、間食は絶対にしない
炭水化物を食べない。また加工食品をなるべく避け、素材に近いものを食べる
酒は判断力が鈍るから飲まない。しばらくすると自然と飲みたくなくなるから辛くない

酒に関しては、あれだけ酒好きだった友人が言った一言が忘れられません。

「酒はな、毒だ」

今まで友人と何十回、いや何百回と酒を酌み交わしてきた僕としては、この言葉には非常に味わい深いものがあります。

友人は医学の専門家でもないので、これはあくまでも彼個人の意見でしかありません。もしも興味のある方は「オートファジー」や「ファスティング」のキーワードでいろいろ調べてみてください。また実際にこのファスティングを始める時はきちんとした専門家の指導の元行うことをお勧めします。

食習慣に絶対的な正解はないけれど

どんな食べ物が体に良いのか、という考え方はある種、宗教のようなもので、皆それぞれの「自分にとってのベスト」な食習慣の思想があります。これは国や文化によっても大きく違い、たとえば南米では「コーラが風邪を治すのに良い」と言われたり、ドイツでは「体調不良の時はビール」と言われたりしますよね。

この記事では特定の食事法を強く勧めるようなことはしません。ただ、普段僕らが毎日漫然と行っている食事について、それは本当に人体にとって良い影響があるものなのか、実は見直すべき点はたくさんあるのではないか、一度疑ってみることが大事だと思います。

20代の頃だと、健康にこだわることは「ダサい」イメージがありますが、40代になると健康への意識が高く気配りできることは「かっこいい」ことへと変わります。アラフォーの人たちは、ぜひ自分の食生活についてもう一度考え直してみましょう!

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ストレスの原因はスマホの「大量通知」 他者に振り回される人生になってない?

(記事提供、掲載メディア:『スマダン』) 
ストレスの原因はスマホの「大量通知」 他者に振り回される人生になってない?

スマホの通知が止まらない!

突然ですが、スマホの通知って、多すぎませんか!?
僕が初めてスマホを持った10年前、通知というのはメールやメッセージくらいのものでしたが、今は一日に何十件受け取っているのかわかりません。

通知は、たかが画面にメッセージが表示され、ブルッと震え、音が鳴るくらいのものではあるのですが、この一見ささいなお知らせに、非常に疲弊しているな、と気づきました。
なぜこんな些細なことで疲れるのか? 実はこれ、人の「アテンション」力と関係しているのです。

アテンション・エコノミーの時代

アテンション・エコノミーという言葉があります。
アテンション・エコノミーとは、人々の「アテンション(=関心・注目)」が情報量に対して稀少になることで価値が生まれ、交換財となりえるという概念のことで社会学者のマイケル・ゴールドハーバーが1997年に提唱しました。

詳しいことは省きますが、ここで意識したいのは僕らのアテンション、つまり注意や集中力は有限、ということです。よく「時は金なり」、時間は財産と言う表現をされることがありますが、これはただ時間があれば幸せが手に入る、というわけではありません。ここで重要なのは、集中力を伴う時間を使ったか、ということです。

人はなにかに幸せを感じている時、そこには強い関心があります。例えば、僕らは美味しいものを食べて幸せを感じているときは「美味しい」という感覚に集中しています。

例えば、いくら美味しいものを食べてても、隣で土木工事の音がうるさかったらきちんと味を楽しめませんよね。
また、テレビ画面を2つ並べて、同時に違う2つの映画を見ると、一つ一つへの映画への没入感は減り、満足も得られない、というのは容易に想像できるでしょう。

幸せを得るにはただ時間があればいい、というわけではなく、強い関心、集中力、「アテンション」が必要なのです。

アテンションをコントロールしないと、他者に振り回されるだけの人生に!?

一つのことに集中している時は、他のことに集中できないので、人の関心・注目は有限ということになります。そしてまた、アテンションの力は使うと減る、一定時間休まないと復活しないという特徴があります。すべての人に平等に与えられた24時間、そしてそのうち有意義に使える「集中力がある時間」は使えば減っていく、目に見えない有限のリソースなのです。

今の世の中は、このアテンションを意識したビジネスの存在がどんどん大きくなりつつなっています。テレビ、スマホ、アプリ、ゲーム、ニュース、CM、どこもかしこも人のアテンションを奪い合っています。延々とスクロールできるスマホのアプリ、途絶えることなく流れてくる動画、ついクリックしたくなるブログの見出し…人は普通に生きているだけで気づかないうちに、ポロポロとアテンションの力を浪費しているのです。

スマホゲーにハマっている時間は家族と話せていないし、ぼーっとテレビのバラエティ番組を見ている時間は気のしれた友達と酒を飲んでいません。動画のサムネイルを際限なくクリックしている間は好きな人を考えることを忘れてしまっています。それが自分で選んだ時間の使い方ならいいですが、もしもこれを「惰性」でついやってしまっているなら要注意です。

ではどうすればいいのか? 僕らができることとしては、ここで一度、どんな「通知」を他者から受けているのか、棚卸ししてみることをお勧めします。見てもいないメールマガジンは解除する、大して使っていないアプリの通知はオフにする、会社から受ける電話も通知に時間帯制限をかけてもいいかもしれません。大事な人と一緒に過ごしている時は、スマホを「通知オフモード」に設定するのも有効です。

僕らの注目、集中力、「アテンション」はかけがえのない財産です。漫然と他人に奪われるのではなく、自分自身で集中する対象を決めて、有効活用しましょう。

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「移民大国」日本でこれから生きのこるには……増え続ける外国人労働者との交流

(記事提供、掲載メディア:『スマダン』) 
「移民大国」日本でこの先生きのこるには 増え続ける外国人労働者との交流

日本への移民、今後さらに増え続ける

2019年4月に入管法改正案が施行されます。
これは、簡単に言うと外国人の単純労働者の受け入れを今より容易にするための法律で、この改正に伴い今後外国人がさらに増えると予想されます。

日本はもともとモノカルチャー的な要素が強く、移民に抵抗感がある人が多いと言われています。政府が「移民」という言葉を使わずに移民政策を進めているところにも、そんな“気遣い“が透けて見えます。

移民政策には様々な問題があり、それらはすべて解決しないまま実施されることとなります。もちろんすべての問題を潰すのは不可能ですが、ヨーロッパ諸国の移民政策の失敗を見ている日本人としては、慎重になるのもある意味当然と言えます。

さらに今回の改正案は移民といっても「単純労働者」の受け入れ拡大であり、所得や教育水準の低い人達が増えることに対する懸念も強いのです。

外国人労働者は僕達の生活の中で今後さらに増えていくでしょう。とはいえ、僕達一般市民としては、決まってしまったことをひっくり返す力もないので、受け入れていくしかありません。

生活レベルで問題となるのは、やはりカルチャーギャップです。文化の違いによる誤解や勘違いが元で、人間関係のトラブルになることが予想されます。

多様性は「皆と分かりあえる」ことではない

最近ではよく「多様性」を大事にしよう、などと叫ばれますが、僕達はどうしたら多様性の感覚を持てるでしょうか。

多様性とは、金子みすずの「みんな違って、みんないい」的なイメージが強いかもしれません。しかし、現実問題そんな風に思えないことがほとんどですよね。ゴミ捨てのマナーが悪い、列に並ばない、嘘をつく、こんなことをされても「みんな違って、みんないい」なんて言えないです…!

多様性は「地球上の全員に対して共感する」と思っている人が多いのですが、実はこれは全く真逆!「地球上の全員に対して共感できない、ということを理解する」が本当の意味での「多様性」なのです。

たとえば、僕の家では外国人留学生をホームステイとして受け入れて、一緒に暮らす生活をもう3年以上続けています。そこで痛感するのは、「言わなくてもわかってほしい、は通用しない」ということ。こちらの意思は、しっかりと言葉にしなければ、全く相手に伝わりません。

相手が仮にどんなに失礼な態度を取ったとしても、それはあくまでもこちら基準での「失礼」に過ぎません。相手は失礼なことをしたつもりはないし、悪気がないかもしれません。そこであえてこちらの価値観に基づいて「その態度は失礼だ」ということは、場合によっては「文化の押し付け」になる可能性だってあるのです。

多様性感覚は「価値観」と「尊厳」を分けて捉えるということ

「ではこれからは外国人が増え続け、不快な思いをすることが増える一方なのか?」「やはり価値観が合わない人たちは排除しなければ幸せにはなれないのではないか?」ということですが、そこは、自分の周りの人への認識を変える必要があります。

どんなに価値観が合わない人がいたとしても、それはそれ。当然ですが、自分と他人は違う人間です。ただ、だからといってその人を攻撃してもいいのかというと、それは当然間違っていますよね。価値観が違う人がいて、その人の考え方や態度を心底軽蔑していたとしても、その人自身が持っている人としての人権や尊厳は尊重しなければいけません。

人の「価値観」と人の「尊厳」を切り離して人を見る、という視点を持つことが必要になってきます。
この視点が持てるようになると、「ああ、この人は本当にダメダメだな」と思っても、「まあ、自分には関係ないよな、この人と自分は違う人間だから」と思えるようになり、相手に対して「ダメだから」という理由でイライラする事もなくなります。

期待しない社会=期待されない社会

ちょっと考えてみてほしいのですが、そもそも他人に対して苛立つ時ってどんな時でしょうか? その人に無意識に「期待」していることが多いのではないでしょうか? これってつまり、期待値が低ければ、イライラすることもないわけです。

多様性を実践するには…

  • 誰にも期待しない、誰も信用しない、誰も干渉しない、見て見ぬふりができるようになること
  • 「相手に共感する」ではなく、「共感できなくて当然」という感覚を持つこと
  • 心の中で悪態をついたとしてもそれを絶対に顔にも口にも出さないこと

一見希薄な人間関係のように思えますが、実は相手の生き方を尊重している、むしろ愛のある行為とも言えます。特にモノカルチャー色の強い日本人は、とかく他人に「僕らは同じ日本人だから、同じ価値観を持ってて当然だよね」という前提でよく相手に対して高い期待を持ち、また他人の人生に口を挟んでしまいます。それを窮屈に感じたことがある人も多いのではないでしょうか?

自分が過度に他人に対して期待しない社会は、逆に言えば自分も他人から期待されない社会です。どちらを自由を感じるのか? それもまた、人それぞれだし、その考えを人に押し付けるべきでもない、というのが多様性の考え方です。

どちらにしろ、今後日本にはさらに移民が増えるし、より多文化的になることは避けられません。僕らがいかに多様性感覚を身につけられるか、これがこれからの時代を心穏やかに乗り切るポイントなのではないでしょうか。

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男は「ATM」に成り下るべきじゃない 保育の無償化なら、残業も減らそう

(記事提供、掲載メディア:『スマダン』) 

保育の無償化、始まる

2019年10月から「幼児教育・保育無償化」が始まります。
少子化に対応するための育児支援の一環という目的で行われ、「今さらやっとか」と思う人も多いでしょうが、それでもやはり実際に無償化になるというのはインパクトがあります。

無償化の対象となる条件は家庭の状況・子供の年齢・施設の種類によって異なりますが、ほとんどの場合無償または補助が出ることとなり、子持ち家庭の経済的は大きく減ることが予想されます。

制度設計に一部批判はあるものの、これは日本の子育て環境の改善への大きな前進と言えるでしょう。

「保育」の問題は「女性」の問題?

ところでこの保育の問題、いつも「女性の問題」と捉えられがちなのは、いったいなぜなのでしょうか? 子供は「男女」で育てるものなのに、なぜいつも保育の問題となると女性ばかりが取り上げられるのでしょう。

男女平等のイメージが強い、ウェブメディアですらも、保育の話題では「ママ達の声が~」と紹介し、パパ達はあたかも存在しないかのように書くことが多かったりします。

保育の話は、夫婦の話です。夫婦で相談して、子どもを持とうと決断した瞬間、男は「父親」になります。父親になれば、父親としての責任が生じるわけです。

「働いていればOK」という時代、いよいよ終わる

昔の父親は、ある意味シンプルでした。「稼いでいればOK」と言われ、あとは偉そうにふんぞり返っていてもなんとかなった時代もありました。しかし今は女性が男と同等に稼ぐ時代。そして今回、保育園も無償になり、さらに家庭の経済的負担は減りました。金稼ぎは男の専売特許ではなくなったのです。仕事をしてお金だけ入れていれば責任を果たした、なんて誰も認めてくれません。

今の時代は器用であることが求められます。昔の男性は仕事をしていれば社会的にOKでしたが、今の男性は仕事で稼ぎつつ出世も目指しつつ、さらに「イクメン」であることを求められ育児まで完璧にこなさなければ認められない。非常に複雑で大変な役割です。

ただ、では「昔の男性のようになりたいですか?」と言われて、「はい」と答える男性はきっと少ないでしょう。昭和の男性像を引きずった年配の男性を白い目で見てきたのは、他でもない20代、30代の僕ら自身です。ああいう風になってはいけない、ああなってしまったら将来ヤバイ、という感覚はきっと皆共有しているでしょう。大変ではあるけれど、もう昔には戻れないのです。

仕事は「そこそこ」でいい、と思える勇気

ではどうすればいいのか? 一日に24時間しかないのに仕事も家事も育児も、というのは正直無理ゲーです。これはもう、仕事のプライオリティを下げるしかないです。独身の人とは違い、既婚者は仕事に「全振り」ができません。少なくとも、妻や子どもを大事にするようなまともな男性には絶対に無理です。

ここはもう、独身の人たちと競うのはやめましょう。自分には自分の仕事のペース、関わる範疇を決めて、「それなり」にこなしていく、というマインドに切り替えていきましょう。

男は自ら進んでATMに成り下がるべきではない

こういうことを言うと、「仕事に本気で向き合わない男は、男らしくないのではないか?」と不安になる男性もいるでしょう。仕事こだわるのも一つの男らしさかもしれませんが、その自分の特異なこだわりのために家族を不幸にすることは、本当に「男らしい」ことなのか、疑問です。

また、「女性はなんだかんだいって働く男を求めている、仕事ができる奴がモテる」と考える男性もいるでしょう。確かにそういう女性もいるでしょうが、そうではない女性もいます。いろんな価値観の女性がいますし、モテも人それぞれです。

もしもあなたが「男を仕事をするもの」と、そういう振る舞いをしたら、「男は仕事をして稼ぐのが当たり前」という女性が近づいてくるでしょう。あとは、男を仕事をするだけの対象としてしか見てない女にモテたいですか?という話ですね(まあ、そういう価値観も否定はしませんが)。

どんな役割を求められているのか

もしもこれを読んでいる貴方が、夫婦で子育てをして、夫婦で仕事をして、困ったときはお互い助け合い、「金の切れ目が縁の切れ目」ではない、二人三脚で支えあうフラットな関係の夫婦像を目指しているのなら、ぜひ「目の前の人がなにを求めているのか」についてもう一度考えてみてほしいところです。妻、そして子どもは、あなたにどんな役割を求めているのでしょうか?

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AIに仕事を奪われないための、3つの対策

(記事提供、掲載メディア:『スマダン』) 

「AIが仕事を奪う」と言われてずいぶん経つけど…

数年前から目立つようになった、「AIが仕事を奪う」という言葉。

それを裏付けるように、技術面ではロボット、知能面ではAIやブロックチェーンの技術が、ウェブニュースでも話題になることが増えました。

奪うとはどうも穏やかではないですが、実際にこうしたテクノロジーはどうやって僕たちの仕事に関わってくるのでしょうか?

奪うのは職ではなく「業務」

実はAIに取って代わるのは、職そのものではなくて「業務」です。いきなりその職業の業務全部が置き換わることは稀でしょう。どのような業務が置き換わるのというと、大きく「専門性」と「知能」に分けることができます。

専門性として挙げられるのは「ブルーカラー」と呼ばれる層の肉体労働や、特定の専門分野に特化したスキルを活かす仕事です。

今でもすでに一部の居酒屋や寿司屋が「液晶パネル注文」を導入していますよね。あれにより、飲食店のホールスタッフの仕事が一部減りました。

知能の面では「ホワイトカラー」と呼ばれる層の頭脳労働や深い専門知識を活かす知識層向きの仕事

特に「士業」の業務が置き換えられると言われます。公認会計士、建築士、税理士などの仕事の一部は、AIやブロックチェーンで代替した方が大幅にコスト削減できるとの予想が濃厚です。まだこの分野では実用化したものは少ないですが、すでに多くの企業がこれらの仲介業・代行業の自動化に取り組んでいます。

これからの変化に向き合うための3つの対策

もしも今後AIやロボットなど、テクノロジーが仕事を本当に奪ってくるのだとしたら、僕らには一体なにができるのでしょうか。

この記事を読んでいる皆様も、それぞれが様々な職に就いているので一概に「これをやれば大丈夫」という提案はできないのですが、“AI失業”しないための予防策はあります。

1.相手を知る

AIやロボットはなにかと話題になりますが、万能ではありません。得意なこと、苦手なことが明確にあります。

得意なことは正確な計算をしたり、決められたルールに沿って書類上のミスを発見したりといった内容。一度に複数の作業をこなすのは人よりも格段にスピーディです。

逆に人が話す言葉の行間を読み取って需要を総合的に判断したり、最終的な責任を取り、顧客を納得させるようなことはAIは苦手なのです。

今後もニュースで「AIでこんなことができるようになった!」「◯◯の店舗、従業員がロボット化」などの話題が相次ぐでしょう。そういう情報をウェブで見かけたら注意深く記事を読み込んで、今のテクノロジーではなにができるのか、どんな業界のどんな業務に活用されつつあるのか、という情報を常にアップデートしておきましょう。

2.単一の職業に依存しない

この記事のタイトルはわかりやすくするために「AIが仕事を奪う」としていますが、もう少し具体的に言うと、「経営者がAIの方が合理的・コスパが良いと判断した場合、人よりもAIを選択する」ということになります。

自分の会社の経営者がAIを導入することになれば、自分の仕事が楽になる一方で、AIに置き換え可能な仕事しかやってこなかった人は職を失う可能性が出てきます。

こういった変化に対応するためにも、一つの会社、一つの仕事に依存するのをやめましょう。もしもなんらかの理由である仕事がお払い箱になったとしても、他に仕事を持っていればより収入が安定しますし、精神的にも安心できます。「複業」をして収入源を複数持っておく、というのは変化の大きい時代にはとても有効な動き方です。

3.短期的に自分のキャリアを考える

日本では終身雇用文化が長らく続いていたので、未だに一つの会社に長く勤め続けることが美徳とされがちですが、これは変化の多い時代には非常に邪魔な価値観です。

テクノロジーの台頭によって「仕事が奪われる」ことにスポットが当たりがちですが、実はAIは新しい仕事を増やす、とも言われています。

  • 今までコストが掛かり過ぎてできなかった
  • 技術がなくてできなかった
  • AIで社会が変わり、人の動き方が変わった

こういった需要が顕在化していきます。

インターネットはその代表的な例でしょう。インターネットがなかった時代はウェブショップ経営者もウェブデザイナーも、ブロガーもSNSインフルエンサーもいませんでしたよね。

こういった変化にすぐに対応できるように、自分のキャリアは短期的に考えましょう。とりあえずクビにならなければいいや…というような考えでは、気づいたら会社と心中することになるかもしれません。3年、5年と自分が会社にいる期間を決めて、その期間だけ一生懸命やる、という発想に切り替えましょう。もちろんその見直しのタイミングで「この先、もう3年はやろう」と判断するのも一つの選択肢です。

大事なのは、終わりを決めること。終わりを見据えて仕事をすると、次のステップが見えやすいですし、いざ自分の人生に変化があった時も慌てずに対応できます。

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英語学習はもう不要になる?自動翻訳の時代に英語を勉強する意味

(記事提供、掲載メディア:『スマダン』) 

何百回聞いたか、「英語は必要!」

これからの時代、英語は必要!
もう何十回、何百回この台詞を聞いたでしょうか。

英語が必要、と叫ばれる背景には、明確に日本の英語教育の効果の低さが背景にあります。英語教育は6年はやっているので本来はできるようになるはずなのですが、本当に英語ができる日本人が大半なら「英語が必要!」なんて言う人はそもそもいないですよね。

小学校から高校まで英語をやり続けても、まともに英語を話せる学生がほとんど育たず、むしろ英語コンプレックスを持ったまま大人になる。そしてまたそんな大人が効果の薄いやり方で英語を次世代に教える……非常に残念なループが続いているのが今の日本の教育の現状です。

大学入試共通テストに「話す」スキルの英語試験

そんな流れを変えようと、国も動いています。2021年から、センター試験に代わり「大学入試共通テスト」が導入されることが決まっています。この内容では、今までのセンター試験の英語になかった、「話す」スキルの試験が追加されています。国としては、大学受験項目に「話す」を入れることで、高校、中学、小学校の教育アプローチが変わってくることを期待しているのでしょう。

ただ、これに対してもまた批判もあります。「この程度の変更では目に見える効果は出ない」というものもありますし、「そもそもそこまで英語にこだわる必要があるのか」というものもあります。

確かに幼児教育でも、英語教育熱はものすごいものがありますし、みんながやっているからやるなど「なんのために英語を身につけるのか」と、目的がボヤッとしたまま英語を頑張っている人も多いのではないでしょうか。

英語を学ぶ必要はない!?

メディアアーティスト・筑波大学助教・デジタルネイチャー研究室の落合陽一氏はDMM英会話のインタビューで

「近い将来、言語処理の発展によって英語が全く使えなくても外国人とコミュニケーションが取れるようになる日が間違いなく来ます。ライティングはもう機械翻訳でまかなう事ができるようになってきています」

と語っています。今でもGoogle翻訳を使えば、簡単な文章は自然に訳すことができるようになっていますよね。

また文章よりも難易度の高い、音声認識技術を活用した自動翻訳に関しても、国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)が公開している「Voicetra」という翻訳アプリがあったり、ソースネクスト株式会社からは「ポケトーク」という手軽に会話が翻訳できるデバイスが発売されたりと、かなり実用的な翻訳技術がすでに登場しています。

今はまだ文章ごとに会話を区切って翻訳するスタイルが一般的ですが、会話を区切らずにそのまま瞬間的に翻訳する技術も研究されており、実用化するまでそう遠くないでしょう。

翻訳機の限界

瞬間同時会話通訳が現実になったら、もう英語は必要ないのではないかという人もいます。確かに日常的な情報のやり取り、一般的なビジネス上のコミュニケーションにおいては英語は全く必要なくなるでしょう。ただ、ここで忘れてはいけないのが、「言語」と「文化」は密接に繋がっている、ということです。

例えば、日本の漫才師がやる「お笑い」を英語に翻訳したところで、英語話者は笑えるでしょうか?

恋愛で愛の気持ちを伝える際、自動翻訳音声でこちらの心からの思いが伝わるでしょうか?

演劇の台詞、歌の歌詞、言葉そのものに芸術的な意味を含んでいるものが、翻訳で伝わるでしょうか?

これらに共通しているものは、「情報のやり取り」ではなく、「共感」です。情報としての意味はわかる…でも、心が動くかどうか、というのはまた別の話なのです。語学を学ぶ、ということは、その語学が持つ文化的な背景を学ぶことでもあります。

日本語にできない英語、英語にできない日本語

たとえば、英語では「commit」という言葉があります。最近ではライザップのCMでも「結果にコミットする…」なんて使われますので、だいぶ日本でも浸透しつつある単語ですが、これは直訳すると「約束する」といった意味があります。ただ、「約束」よりも重く、「責任」「誓い」の意味も伴い、強い意志を表現できます。個人の責任を重視する英語圏文化らしい言葉ですね。これは日本語では表現できず、ただ「約束」と訳してしまうだけでは、本来の単語が持っている意味からずれてしまいます。

また逆に、日本語の「お世話になります」「よろしくお願いします」などは英語では訳しにくい、というのは英文メール初心者の、あるある話ですよね。日本の、謙遜をして相手に敬意を表現する文化ならではの言葉です。訳すなら英語文化の、似たような言い回しに置き換えるしかありません。

つまり、英語なら英語圏の文化、日本語なら日本語圏の文化の背景を知っていることで、はじめてその言葉の真の意味を理解でき、共感につなげることができるわけです。
これから必要無くなるのは「情報の英語」、そしてこれから必要になるのは「共感の英語」だと言えるでしょう。

英語教育は、目的次第

英語は必要!要らない!論争は、どんな目的に使うか次第といえます。
もしもこれから多様化する社会に向けて「多文化の人達と感情の部分で通じ合う」ことが必要、と考えているのなら、やはり必須でしょう。英語、勉強しましょう!

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タバコは擁護できないレベルに「オワコン」 コスパ悪いのにやめられないのはなぜか?

(記事提供、掲載メディア:『スマダン』) 
タバコは擁護できないレベルに「オワコン」 コスパ悪いのにやめられないのはなぜか?

「禁煙?人の趣味に口を出すな!」

最近、タバコ吸ってますか?

喫煙者からすると、年々タバコに風当たりが厳しくなる環境にウンザリしますよね。かく言う僕も10年前、20代の頃は喫煙者でしたので、「人の趣味に口を出すんじゃないよ!」と不満に思う気持ちはよく分かります。

とはいえ、2018年7月に「受動喫煙防止法」が成立、2020年4月からスタートすることが決まってしまい、もう禁煙の流れは待ったなしの状況です。世の中は昔から「禁煙しろ」とうるさいですが、では時代のトレンド的に「喫煙習慣」というのはどう捉えるべきなのでしょうか?

もう擁護のしようがないレベルでオワコン

結論から言うと、「タバコはオワコン」です。僕もかつて喫煙者だったのでもう少しバランスの良い表現にしたいところなのですが、もうこれは擁護のしようがないくらい、タバコという嗜好品は世の中の変化に取り残されています。

まず厚生労働省のデータを見ると、喫煙者は明らかに年々減り続けています。これは要は、喫煙者が「社会的マイノリティ」になっているということです。

他の多くの「マイノリティ」がそうであるように、マイノリティは社会で生きづらい存在になる場合が多いです。車椅子の利用をする方はやはり未だにバスや電車に乗るのが大変ですし、人工肛門をつけている人のためのトイレ「オストメイト」も依然見かけることは少ないです。社会のマイノリティに対しての理解は進んでいますが、やはり「数の力」は大きいのでしょう。

自宅でも吸えない時代に

喫煙者がマイノリティになると、どうなるのか。まずただでさえ減ってる喫煙所の数がさらに減り、不便になるでしょう。

飲食店などでの屋内完全禁煙はもちろんのこと、マンションでは「敷地内禁煙」(ベランダや自宅のキッチン換気扇下でさえNGの場合も)ルールを設ける管理組合も増えています。出先どころか、自分の家でさえも自由に吸えない状況になりつつあります。

これは「継続的に摂取しなければいけない」という特性を持ったタバコにとっては大きな痛手です。喫煙できない時間は渇望感、不快感をもたらしますので、楽しむためにやっている趣味で、一日の大半不幸になっているなんてことにもなりかねません。

タバコの値上がりは来年、再来年も決定している

さらに追い打ちをかけるのが、タバコの値上がり。年々上がっているのは喫煙者ならご存知だと思いますが、実はもうすでに2020年、2021年にも値上がりする方針が決定しています。これからさらにヨーロッパ並み、一箱1000円程度に段階的に値上がりするべき、という意見も自民党から主張されています。

社会からの理解がなくなることで満足感は減り続け、反して価格は年々高くなる…。この事実は、このタバコという趣味が今後さらに「コスパの悪い」嗜好になる、ということが決まっているということです。

「コスパ悪いからやめる」ができない理由

先日も、芸人の博多大吉さんが「喫煙により、肺の一部が溶け穴が空いている」ことが番組で発覚し、それでも喫煙をやめられないということで話題になりました。肺が溶けている、なんてどう考えてもヤバい状態だと思うのですが、ここまで酷くても即刻「やめよう」という考えにならないのは、非喫煙者からすると理解しがたいですよね。

他の多くの趣味と同じ様に、「楽しいからやる」「楽しくなくなったからやめる」という判断で喫煙習慣を続けるかどうか決めるのがいいのでしょうが、喫煙の場合は強い依存性があるために、他の趣味と同列には語れないのです。

ニコチンは「合法ドラッグ」

なぜここまで依存が強いのか? それはタバコが「薬物」だからです。去年福島県郡山市の市長が「タバコは嗜好品ではなく『薬物』」と発言して議論を呼びました

タバコは「ニコチン」という薬物を含む製品で、ニコチンは「薬物」というのは別にたとえ話でもなんでもなく、WHO(世界保健機関)で定義されている事実です。日本では「薬物=違法」という先入観があるので、薬物という表現に違和感がある人も多いかもしれませんが、これは「国が合法と認めたドラッグ」なのです(そういえば1940年代まで覚せい剤も合法でしたね)。

覚せい剤やコカインなどの依存症の方々が、自分の意思だけで薬物をやめるのは難しいというのはきっと想像できるでしょう。それと同じ様に、ニコチンをやめるというのも非常に難しいものなのです。

禁煙に効果的な2つの方法(1つはお勧めしない)

まず、喫煙習慣は「ニコチン依存症」という病気だという認識を持ちましょう。これは個人でなんと言おうが、タバコがやめられない人は医学的に「ニコチン依存症」なのです。

また、「自分ひとりの強い意志でなんとかしよう!」と思うのはやめましょう。自分ひとりで禁煙する場合の成功率は約20%しかない、とも言われていますし、成功率の低い方法を試し、失敗体験を重ねるのは合理的ではありません。

効果的な脱タバコ「禁煙外来」

タバコを効果的にやめられることで有名なのが「禁煙外来」です。病気なので、病院で治療するという当たり前の発想です。

素晴らしいのは、ニコチン依存症はれっきとした「病気」なので、禁煙外来での治療では健康保険が使えるのです! 自腹でいろいろ試すより、専門家のアドバイス付きで禁煙グッズも全て3割負担! 日本、すごいですよね。
ちなみにもう一つ、とても効果的な禁煙方法があります。まあもっとも、こちらはできればあまりお勧めしませんが…
それは、「死を意識するレベルの大病になる」こと。がん、脳梗塞など大病を患った人は、あっさり禁煙ができるケースが非常に多いのです。こういう病気になると「死にたくない」と強烈な自己防衛本能が働き、禁煙ができるそうです。

喫煙習慣がある方、2019年は「脱・タバコ」の年にしてみませんか? ニコチン依存は平成に置いていきましょう。

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仮想通貨はもう終わったの? いえいえ「まだ始まってもいない」レベル

(記事提供、掲載メディア:『スマダン』) 
仮想通貨はもう終わったの? いえいえ「まだ始まってもいない」レベル

仮想通貨は、一般的には「まだ始まってもいない」レベル

2018年は仮想通貨界隈にとっては厳しい一年でした。ビットコインをはじめとする仮想通貨の価格高騰で盛り上がった2017年末から一転、2018年は日本でもコインチェックやZaifといった仮想通貨取引所での盗難事件が相次ぎ、それにより仮想通貨自体の一般的なイメージも悪くなってしまいました。また最近ではGMO、DMMのマイニング事業からの撤退なども話題になりました。

一時的なバブルに過ぎなかったのか?答えはノー

ここで仮想通貨関連のIT会社でも働き、毎日仮想通貨の情報を集めるのが習慣でもある、僕の意見を述べさせていただきます。

仮想通貨は終わってしまったのか?答えはノーです! 仮想通貨、ブロックチェーンの産業活用はまだ始まってもいない、という段階です。2018年、ニュースで騒がれた仮想通貨のイメージとは裏腹に、仮想通貨そしてそれを支えるブロックチェーンの技術は着実に成長し続けていました。

2018年から仮想通貨投資に参入して、日々下がり続ける相場を見て嫌になって辞めてしまった人も多いかと思いますが、それは少し急ぎすぎです。やっと世の中が仮想通貨に馴染み始めてきたかな、というところでしょう。2018年末のダウンタウンの番組「絶対に笑ってはいけない24時」でも、ココリコ遠藤さんへのいじりで「ビットコインで数百万円損をした」と笑いになっていましたが、やっとこういう大衆向けの番組でも仮想通貨の話が出るようになったくらいです。

ブロックチェーンの「実用性」がポイント

「そんなことをいっても、このまま価値がなくなってしまうこともあり得る…!?」と不安な方もいるでしょう。そんな時は、仮想通貨を支える技術、ブロックチェーンの動向を調べることをお勧めします。仮想通貨の価値はそのブロックチェーン技術の実体経済への実用性、つまり「本当に多くの人にとって役に立っているかどうか」が大きく影響します。

「仮想通貨」から「暗号資産」へ

政府は仮想通貨を「暗号資産」と呼ぶことにした、と発表しました。これはただ名称が変わっただけではなく、よりその本質を表している表現に変えたということで政府の理解が進んだとも捉えられます(ちなみにこの記事では便宜的に「仮想通貨」と呼びます)。

規制だけでなく、理解の姿勢もあれだけ大きなニュースになったコインチェックに関しても、もうすぐ金融庁から登録事業者の許可を得ることになる、という記事もありました。事件からまだ一年も経っていませんが、これもまた仮想通貨関連企業の追い風となるような政府の姿勢でしょう。

日本政府としては仮想通貨への規制はマネーロンダリングの悪用を想定し依然厳しい態度を取りつつも、ブロックチェーンによる証券の運用、価格変動が少ないコインの開発なども進めており、業界をサポートする姿勢も見せています。

今後、税金が安くなる!?

多くの人にとって気になる仮想通貨投資の利益に対する税制への議論も進んでいるということで、今後税率が低くなる可能性も見えてきました。もちろん未来のことはわかりませんが、少なくとも政府はかなり仮想通貨に対して前向きに捉えている、ということは伺えた2018年だったように思います。

2019年に伸びるのは「Dapps」

去年仮想通貨の情報を集めていた人はDappsという言葉を目にしたこともあるかもしれません。Dappsとは「Decentralized applications」の略で、オープンソースのブロックチェーンを利用したアプリのことです。

特に注目されているのがゲームへの活用で、ブロックチェーンを活用することにより、たとえばオンラインゲーム内のレアアイテムを不正に複製したりすることができなくなるので、「レア度」の維持ができます。運営でさえも操作することができなくなるので、10個限定のアイテム、と言われているものは本当に10個しかない、ということが保証されるわけです。

またゲームの参加権などにオープンに流通している「トークン」が使われます。これにより特定のトークンを使う必要性が生じ、トークン自体の価値が上がるというわけです。

ゲームが起爆剤に!?

たかがゲーム、とあなどることなかれ。ゲームはすでにひとつの文化として大人世代にも根付いていますし、特にここ数年でe-sportsの市場も急速に拡大しています。ブロックチェーンは「誰かの役に立つこと」で価値が上がるので、ゲームに人気が出て、それにより多くの人がゲームをプレイするようになる、これで仮想通貨の価格に大きな影響があるのです。

とはいえ、問題も山積みで、まだ多くのDappsゲームは快適に遊べる、とはいえません。ある程度仮想通貨や基本的なPCの知識がないと始められないものも多いのが実情です。ただこういった技術的な部分は時間が解決してくれるのは想像に難くなく、ブロックチェーンで動いている、というのを全く意識せずに遊べるゲームが普通になる未来もそう遠くないでしょう。

TVCMも出した日本初のDapps

昨年末話題になったのは日本発のDappsゲーム「My Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ)」。このゲームはDappsゲームとして日本初のTVCMを出しました。すでにこのゲームは「仮想通貨の知識がゼロでも始められる」のが売りで、いわゆる「仮想通貨オタク」以外のユーザの確保も視野に入れています。このように、今後はユーザーにとって敷居の低いゲームが出てくることが予想されます。

まだ土台作り、来年~再来年に期待

仮想通貨は、言ってみればまだ「土台」を作っているところです。去年のバブルは、その価格が注目されて一気に仮想通貨の認知が広まりましたが、その価格が落ち着いて、今年はより地に足の着いた「実用性」の部分に注目がいくでしょう。

とはいえ、きっと多くの人が気になるのがその価格でしょうが、サービスの実用化という視点で考えれば今年で大きく伸びるとは考えにくいです。ただ、3年、5年の期間で考えればブロックチェーン産業が今後大きく伸びる可能性は非常に高く、それに伴い価格も上昇することは大いに想定できます。

みんなが見向きもしなくなった仮想通貨、今が買い時かもしれませんよ!?