小学生女子、ミュージカリーにハマる
musical.lyで自撮り動画をシェア!
小学生の娘は今「musical.ly」というアプリにハマっています。
musical.lyは動画をシャアし合うSNSなのですが、アプリの中で有名な曲を選ぶことができ、その曲に合わせて自分が口パクで歌う、という動画を撮影することができます。似たようなアプリで「TikTok」というものもあり、もしかしたら日本ではどちらかというとこちらの方が有名なのですが、うちの娘達は友達が皆”musical.ly派”なのでこっちを使っている、という感じです。女の子達がハマる動画シェアSNS、これは楽しいこともある反面、「SNSで個人情報を出す」ということの危険性とも隣り合わせだったりします。僕の家庭でもSNSとどう付き合っていくか、という話し合いのきっかけにもなりました。
動画編集技術の勉強に役に立つ!?
まず、「危ないから全部禁止!」はしないようにしようと妻と話しました。
包丁でも、キャンプファイヤーの火の取り扱いでも、危ないからと全く経験させないと、逆に知識を得る機会がなく危険ですよね。この動画シェアSNSの良い点について考えてみることにしました。
正直、初めて見た時は「口パク動画を撮ってなにが面白いんだろう……」と思ってしまいましたが、実際にネットで有名な人たちの動画を見てみると、非常によくできています。フィルターを使って映像を綺麗に見せたり、スローモーションやカットなどの動画編集技術を使ってクオリティの高い動画を作っています。
娘たちは面白い動画編集方法を見ると「これどうやるんだろう!私もやってみたい!」といろいろ動画編集の研究をしたりしています。動画編集技術はこれからプレゼンテーションなどに必須のスキルになっていくと思いますし、まあ遊びながら学べるならいいかな、と捉えています。
SNSでの顔出し、ムーチョ家のルール
さて、そんなSNSの利点を踏まえつつ、子どもがSNSでの顔を出すことの危険性についても考えてみます。
子供がSNSで顔出しをするのは親の間でも賛否がありますよね。
子供の顔を出すのは絶対にダメ!という考えの方もいれば、youtubeで有名になっている小学生もたくさんいたりします。もちろん小学生が1人で高度な編集技術を使って配信ができるはずもないので、親の合意・協力の元やっていると推測できます。
うちではこんなルールを作ってみました。
- 名前や学校名などは出さない
- 本名や学校名は出さず、ニックネームを使うようにしています。動画SNSでは要は楽しい雰囲気が伝えられればいいので、こういった情報は伝える必要がありません。
- 服装、背景に気をつける
- ネットで怖いのは「変に目立つ時」です。背景に倫理上よくないものが写っていた、服装が過度にセクシーだった… そんなことで炎上したりします。アップする動画は親が目を通してそういった不必要なもの、不適切なものが映っていないかチェックします。
- 文章のコメントは親と一緒に共有する
- SNSで嫌な気持ちになるきっかけで大きいのが「不快なコメントをもらった時」です。コメント機能はできればオフにして、もしもできない時はできるだけ変なコメントには返信しない、と伝えています。これも親がチェックします。
個人情報に対する考え方は国や文化によっても大きく異なりますし、またそれぞれの家庭によっても違います。大事なのは家族みんながその価値観を共有しているということだと思いますので、もしもお子さんがSNSを利用したい、という話になったらぜひ家族で使い方について話し合ってみてください。